太陽フレアと黒点数(2012年07月24日更新)

■リーマンさんより
18日から今月(7月いっぱい)は、気が抜けません。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
7/24
 — —
7/23
 20:21 C2.0
7/22
 08:20 C1.4
7/21
 — —
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 07月17日 87
 07月18日 59
 07月19日 39
 07月20日 55
 07月21日 50
 07月22日 29
 07月23日 60

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
07/17 sum14 Max4
07/18 sum05 Max1
07/19 sum11 Max3
07/20 sum14 Max4
07/21 sum15 Max3
07/22 sum12 Max3
07/23 sum14 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
23日は「やや静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
07/22 大潮(2.9:夕月)
07/23 中潮(3.9:夕月)
07/24 中潮(4.9:夕月)
07/25 中潮(5.9:弓張月)
07/26 中潮(6.9:宵月)【上弦】

※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
07/26 17時56分:上弦
07/29 17時28分:月の距離が最近(0.956、36万7308km、視直径33.5’)
08/02 12時27分:○満月

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が東端から3つ回り込んできました。本日の黒点数は60個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群はありません。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
北半球東端から2つ、南半球東端から1つ、新しい黒点群が回り込んできました。

[黒点数変化]
1525:(→)06→04個 [β→β]
1526:(→)03→03個 [β→β]
1527:(新)01個 [α] ※北半球東端
1528:(新)01個 [α] ※北半球東端
1529:(新)01個 [α] ※南半球東端
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日よりやや上がりました。
東端から回り込んできた1529がやや活発なようで、リストへの掲載がない小さめなフレアを多数発生させています。
その他にも1527で小さめなフレアが発生しています。
新しく回り込んできた黒点群がどのような活動をするのかを含め、引き続き全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
450km/s前後で推移していましたが、12時頃から速度が上がり、現在では520km/s前後で推移しています(コロナホールの影響で速度が上がったのであれば、もう少し上がるかもしれません)。
新たに東端にコロナホールが出現しました。こちらの影響は、7/29~30にかけて届き始めるようです。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
07/23 15時(UT)頃、小さな反応が出ています。
時差含む27時間後は07/24 18時(JST)頃になります。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
所々、ギザギザしていますが、動き自体は概ね穏やかです。

●静止軌道電子(GOES13と15)
07/24 03時(UT)頃、激しい反応が出ています。
時差含む27時間後は07/25 06時(JST)となります。念のため前後の時間帯にはご注意ください。
※乱れは継続するかもしれません。

●プロトン
下がり続けていますが、昨晩18時頃から上昇に転じました。
NICTによると、太陽の裏側の領域(1520?)であった活動の影響だそうです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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