太陽フレアと黒点数(2012年08月04日更新)※見切り発車版

■お知らせ(更新について)■
本日08/04のデータ(特にチャート)は9時半のものです(お昼くらいに一度細かなデータを更新します)。
08/04お昼頃から08/05夕方くらいまでの間、電波のまったく届かない領域におりますので、大規模なフレアがあっても速報を流せません。スミマセン。
明日08/05の更新は、夕方近くになります。

■リーマンさんより
●8月も油断せず(太古に因縁あり→ポリポリさんのまとめから過去記事読めます)
●静止軌道電子が乱れ始めていますから、明日も防災意識で暮らしましょう
●【感謝想起】:4日も防災意識

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
8/ 4
 06:19 C3.0
8/ 3
 14:50 C2.8
8/ 2
 03:33 C1.8
8/ 1
 21:48 C2.3
 12:50 C2.4
 06:59 C2.4
 02:08 C4.0 (1536)
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 07月28日 108 ※
 07月29日 79
 07月30日 106 ※
 07月31日 116 ※
 08月01日 118 ※
 08月02日 126 ※
 08月03日 160 ※

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
07/28 sum19 Max3
07/29 sum06 Max2
07/30 sum18 Max3
07/31 sum03 Max1
08/01 sum05 Max2
08/02 sum18 Max5
08/03 sum07 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
03日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
08/03 大潮(14.9:十六夜) ★切れ目★
08/04 大潮(15.9:立待月)
08/05 大潮(16.9:居待月)
08/06 大潮(17.9:寝待月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
08/10 03時55分:下弦
   19時51分:月の距離が最遠(1.051、40万4124km、視直径29.6’)
08/13 22時08分:185P/ペトリュー彗星が近日点を通過(周期5.5年)
08/18 19時01分:C/2011 O1リニア彗星が近日点を通過

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
南半球の東側に新しい黒点群が2つ出現しました。本日の黒点数は160個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1535です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1535の磁場タイプはβ型になりましたが、1536の磁場タイプがβγ型になりました。要注意です。
南半球東側に新しい黒点郡が2つ出現しました。
1534が再びカウントされるようになりました。

[黒点数変化]
1528:(↑)01→04個 [α→β]
1529:(→)01→01個 [α→α]
1530:(→)01→02個 [α→α]
1532:(→)05→06個 [β→β]
1534:(再)01個 [α]
1535:(→)10→07個 [βγ→β]
1536:(→)06→05個 [β→βγ] ※要注意
1537:(→)01→01個 [α→α]
1538:(↑)07→06個 [β→β]
1539:(↑)04→03個 [β→β]
1540:(新)03個 [β] ※南半球東端
1541:(新)01個 [β] ※南半球東端
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日と同じくらいでやや高いです。
フレアの発生件数は2日より少し増えましたが、件数自体は多くありません。発生源は、1526、1535、1538、1540で、小さめなフレアが発生しています。
1535の磁場タイプはβ型に戻りましたが、1536の磁場タイプがβγ型になりました。
引き続き全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
現時点ではありません。

■太陽風■
9時半現在は、430km/s前後で推移しています。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
概ね穏やかに推移しています。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
穏やかに推移しています。

●静止軌道電子(GOES13と15)
08/02 09時(UT)くらいから乱れ始め、21時(UT)前後と08/03 02時(UT)~09時(UT)くらいに反応が出ています。
時差含む27時間後は08/03 12時(JST)、08/04 00時、05~12時(JST)となります。
念のためご注意ください。
※9時半現在は概ね穏やかに推移しています。

●プロトン
>=10のラインが、極わずかに上がりましたが、その後は下がっています。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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