太陽フレアと黒点数(2012年08月27日更新)

■リーマンさんより
●8月も油断せず(太古に因縁あり→ポリポリさんのまとめから過去記事読めます)
●太陽フレアの発生と地球上空の静止軌道電子の動きを月末まで監視しましょう。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
8/27
 — —
8/26
 — —
8/25
 11:03 C1.7
8/24
 — —
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 08月20日 52
 08月21日 64
 08月22日 65
 08月23日 49
 08月24日 69
 08月25日 70
 08月26日 78

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
08/20 sum17 Max3
08/21 sum09 Max3
08/22 sum08 Max2
08/23 sum16 Max3
08/24 sum16 Max3
08/25 sum18 Max4
08/26 sum14 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
26日は「やや静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
08/26 小潮(8.5:九夜月)
08/27 小潮(9.5:十日月)
08/28 長潮(10.5:宵月)
08/29 若潮(11.5:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
08/31 22時58分:○満月
09/07 15時00分:月の距離が最遠(1.052、40万4288km、視直径25.5’)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ
※データが取れてないようなので、掲載できません

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は78個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1552、1553、1554です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
北半球東端(まだ向こう側)に活動領域があるようです。

[黒点数変化]
1546:(→)01→01個 [α→α]
1552:(↑)01→03個 [α→α]
1553:(↑)03→06個 [β→β]
1554:(↑)09→11個 [β→β]
1555:(↑)06→07個 [β→β]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日と同じくらいですが、やや活発化してきました。
リストへの掲載がない小さめなフレアが増えています。これらの発生源は北半球東端にある活動領域が発生源のようです。
衛星画像に写る黒点群はおとなしいですが、いつ活発化してくるか分かりません。引き続き全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
500km/s前後で推移していましたが、その後徐々に速度が上がり、現在は660km/s前後と高速な状態です。
※コロナホールの影響だと思われます

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
08/26 12時(UT)前後に極小さな反応がありました。その後はややギザギザした状態が続いています。
時差含む27時間後は08/27 15時(JST)となります。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
※26日以降、データが取れていないようです

●静止軌道電子(GOES13と15)
昨日ほどの反応はありませんが、チャートにはやや乱れがあり、所々に反応が出ています。
大小含め反応箇所が多いので、個別の注意時刻は割愛します。継続してご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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