太陽フレアと黒点数(2012年09月14日更新)

■リーマンさんより
●防災週間
防災意識は、朝から持って今週も頑張りましょう。
●【気温上昇には注意】気温差が出る時も、防災意識です
●2012年9月14日 10時46分頃 震源地 新島・神津島近海 で地震。嫌な場所でも微震が発生していますから、今日も防災意識を持ちましょう。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
9/14
 03:16 C1.3
 00:57 C1.7
9/13
 22:03 C1.8
 16:34 C1.9
 16:10 C1.8
9/12
 10:01 C2.0
 06:49 C4.1
 05:54 C2.9
9/11
 19:26 C2.1
 10:00 C3.5
 08:43 C6.0 (1564)
 06:14 C2.2
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 09月07日 110 ※
 09月08日 70
 09月09日 87
 09月10日 62
 09月11日 73
 09月12日 68
 09月13日 44

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
09/07 sum17 Max3
09/08 sum12 Max3
09/09 sum03 Max1
09/10 sum07 Max2
09/11 sum02 Max1
09/12 sum13 Max3
09/12 sum07 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
13日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
09/13 若潮(26.5:有明月)
09/14 中潮(27.5:有明月)
09/15 中潮(28.5:晦日月)★切れ目★
09/16 大潮(00:朔)【新月】★切れ目★
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
09/16 11分:●新月
09/18 21時32分:160P/リニア彗星が近日点を通過(周期7.9年)
09/19 11時49分:月の距離が最近(0.951、36万5752km、視直径32.7’)
09/23 04時41分:上弦

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は44個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群はありません。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1568、1570はカウントされなくなりました。
1569の磁場タイプがβγ型になりました。要注意です。

[黒点数変化]
1566:(↓)02→01個 [α→α]
1569:(→)10→10個 [β→βγ] ※要注意
1571:(↑)01→03個 [β→β]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少し下がりましたが、フレアの発生件数は少し増えてきています。
主には、1568・1569で発生していますが、今のところは小さめなものばかりです。
しかし、1569の磁場タイプがβγ型になりましたので、要注意です。
北半球の東端(まだ向こう側)にも新しい活動領域があるようです。
引き続き、全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
速度は350~400km/sの間で上下しながら推移していましたが、昨晩23時頃から緩やかに上がり始め、現在は430km/s前後で推移しています。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ややギザギザしていますが、概ね穏やかな推移です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
ややギザギザしていますが、概ね穏やかな推移です。

●静止軌道電子(GOES13と15)
09/13 00時~06時(UT)くらいにかけて少し乱れがありました。
その後は、ガタガタして振れ幅が少し大きいです。
09/14 03時(UT)、少し乱れがあります。
※以降、乱れが出るかもしれません。

●プロトン
ほぼ通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

コメント

  1. Unknown より:

    Unknown
    いつも本当にありがとうございます。

  2. dorachi より:

    2012-09-14 14:36:08のUnknown 様
    2012-09-14 14:36:08 のUnknown様

    おはようございます。

    自分は各国の関係機関が発表してくれるデータをまとめているだけなので、お礼なんてとんでもナイです。

    お気持ちは、毎日根気よく観察を続け、データを発表してくださっている関係機関の方々へお送りくださいね。

    ぺこり

    by dorachi