太陽フレアと黒点数(2014年01月10日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■1月の特異日■
画像へのリンク
※画像リンク差し替えました(12/29)

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
1/10
 — —
1/ 9
 01:49 C3.4
1/ 8
 21:55 C2.4
 20:56 C6.2
 16:22 C2.4
 12:39 M3.6 ☆(北半球西の端)→01/09 19:39
 12:05 C3.1
 07:15 C7.4
 03:01 X1.2 ★(1944)→01/09 10:01
1/ 7
 20:45 C2.6
 19:07 M7.2 ☆(1946?) →01/09 02:07
 17:03 C2.3
 16:00 C3.4
 13:39 C2.4
 12:48 M1.0 ☆(1946?)→01/08 19:48
 11:30 C2.7
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 01月03日 162 (※4日目)
 01月04日 178 (※5日目)
 01月05日 225 (※6日目) 前日差 +47
 01月06日 245 (※7日目)
 01月07日 196 (※8日目) 前日差 -49
 01月08日 176 (※9日目)
 01月09日 106 (※10日目) ※前日差 -70

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
01/03 sum15 Max3
01/04 sum05 Max2
01/05 sum04 Max1
01/06 sum02 Max1
01/07 sum09 Max3
01/08 sum06 Max2
01/09 sum13 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
09日は「やや静穏」でした。

■潮の切り替わり■
01/10 小潮(08.7:十日月)
01/11 小潮(09.7:宵月)
01/12 長潮(10.7:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
01/10 12時57分:293P/スペースウォッチ彗星が近日点を通過(周期6.9年)
01/05 02時42分:P/2007 R2ギブス彗星が近日点を通過(周期6.4年)
01/13 17時12分:月が最北(赤緯+19゜30.0’)本年最北
01/15 02時42分:P/2007 R2ギブス彗星が近日点を通過(周期6.4年)
01/16 10時53分:月の距離が最遠(1.058、40万6532km、視直径29.4’)
01/16 13時52分:○満月
01/20 12時51分:大寒(太陽黄経300゜)
01/23 13時39分:C/2013 H2ボアッティーニ彗星が近日点を通過

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は106個です。100個超え10日目。※前日差が-70個と大きいです。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1948です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1944の磁場タイプはβγδ型のままです。黒点数が前日の半分。規模は変わらず大きいです。南半球やや西。要警戒。
1846の磁場タイプはβγ型のままです。北半球西側。要注意。
1938、1947は西へ没しました。

[黒点数変化]
1944:(→)118→52個 [βγδ→βγδ] ※南半球やや西
1946:(→)018→12個 [βγ→βγ] ※北半球西側
1948:(↓)001→01個 [α→α]
1949:(→)001→01個 [α→α]
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは、昨日と同じくらいで非常に高い状態が続いています。
太陽の活動は急激におとなしくなり、リストへ掲載されるフレアの数も急激に減っています。
1944の黒点数は前日の半分以下になり、カウントされなくなった黒点郡がいくつかありますが、X線チャートのレベルは高いままです。
Spaceweather.comはフレアの発生確率を下げましたが、Xクラスのフレアの発生確率は35%、Mクラスのフレアの発生確率は75%と予測されています。
現時点ではおとなしい活動ですが、油断大敵。いつ活発化するか分かりませんので要警戒。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

■CME到着予測■
※4日に発生したM4.0に伴うCME??X1.2?詳細不明。
(1)
イベント発行日:2014年1月8日04:00:41.0 JST
CMEの到着時間:2014年1月9日09:38:50.0 JST
到着時間信頼水準± 6時間
外乱時間:34時間
外乱期間信頼水準± 8時間

■太陽風■
440km/s前後で推移していましたが01/09 20時(UT)前後に500km/s近くまで上がりました。その後は徐々に下がり、現在は400km/s前後で推移しています。
磁場は、やや北振れています。
※北半球東にあるコロナホールの影響は、12~13日にかけて届く模様。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
グラフを振り切るような激しい反応は収まりましたが、ギザギザしたラインが続いています。ご注意ください。

●プロトン
01/07 18時(UT)くらいから急上昇しました。下降を続けていますがまだ高レベル。通常のレベルに戻るには時間がかかりそうです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ややガタガタしたラインが続いています。01/09 21時(UT)前後に少し反応がありました。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
概ね穏やかな推移です。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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