太陽フレアと黒点数(2014年07月06日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■7月の特異日■
画像へのリンク
※06/30 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
7/ 6
 09:16 C4.0
7/ 5
 — —
7/ 4
 23:30 C4.2
 14:24 C2.4
7/ 3
 12:39 C2.6
 03:56 C1.9
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 06月29日 112 ※1日目
 06月30日 124 ※2日目
 07月01日 154 ※3日目
 07月02日 180 ※4日目
 07月03日 179 ※5日目
 07月04日 199 ※6日目
 07月05日 213 ※7日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/29 sum10 Max3
06/30 sum08 Max3
07/01 sum03 Max1
07/02 sum07 Max2
07/03 sum11 Max3
07/04 sum08 Max2
07/05 sum05 Max1
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
05日は「静穏」でした。

※11時現在、稚内、国分寺、山川、沖縄にスポラディックE層あり。
⇒稚内は値やや高め

■潮の切り替わり■
07/06 小潮(08.8:十日月)
07/07 小潮(09.8:宵月)
07/08 長潮(10.8:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
07/09 18時54分:75D/コホウテク彗星が近日点を通過(周期6.7年)
07/11 18時27分:72P/デニング・藤川彗星が近日点を通過(周期9.0年)
07/12 20時25分:○満月
07/13 17時26分:月の距離が最近(0.932、35万8260km、視直径33.3’)
07/19 11時08分:下弦
07/20 22時27分:106P/シュスター彗星が近日点を通過(周期7.3年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


※JAXAはメンテ中の模様

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は213個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は2102,2104,2106,2107,2108,2110です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2104、2107、2108、2109の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
2106の磁場タイプはβ型になりました。
南半球西側に2112がカウントされました。
南半球東端(まだ向こう側)にも活動領域があるようです。
北半球東端(まだ向こう側)にやや活発な活動領域があるようです。

[黒点数変化]
2100:(↓)09→04個 [β→β]
2102:(↓)13→07個 [β→β]
2104:(→)21→21個 [βγ→βγ]※南半球東寄り
2106:(↓)12→05個 [βγ→β]
2107:(→)09→14個 [βγ→βγ] ※南半球ほぼ正面
2108:(→)16→27個 [βγ→βγ] 南半球東寄り
2109:(↑)20→23個 [βγ→βγ] ※南半球東側
2110:(→)05→06個 [β→β]
2111:(↑)04→04個 [β→β]
2112:(新)02個 [β] ※南半球西側
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日と同じくらいで高い状態です。ここ数時間では上昇傾向。
2106の磁場タイプはβ型になりましたら、2104,2107,2108,2109はβγ型のままです。
黒点数の数、黒点群の磁場タイプを考えると、活動はおとなしいです。
今のところ、2107,2108,2109あたりで小さ目なフレアが数回発生している程度です。
複雑な黒点群が中心付近に集まってきました。要警戒。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

■CME到着予測■
ありません

■太陽風
現在、260km/s前後で推移しています。昨日お昼過ぎに900km/s近い突風のような太陽風が観察されたようです。
磁場は南に強く振れた後、ガタガタしながら北寄りに移行してきています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=0.8MeVのラインは穏やかですが、>=2MeVのラインは、断続的な乱れが続いています。

●プロトン
通常のレベルです

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
※メンテ中の模様

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
※メンテ中の模様

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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