太陽フレアと黒点数(2011年08月01日更新)

まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
8/ 1
 09:39 C2.1
 06:47 C1.9
 05:27 C2.0
 03:43 C1.7
7/31
 11:46 C3.8
7/30
 10:56 M9.3 ★★
 02:56 C3.3
 01:34 C6.4
7/29
 21:00 C3.9
 09:56 C4.2
 09:31 C2.4
 05:29 C3.6
 03:09 C1.6
 01:38 C2.5
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

[黒点数]
一週間の推移です。
 7月25日 38
 7月26日 30
 7月27日 54
 7月28日 84
 7月29日 88
 7月30日 101 ※
 7月31日 128 ※

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
7/25
 sum18 Max3
7/26
 sum7 Max2
7/27
 sum1 Max1
7/28
 sum0 Max0
7/29
 sum6 Max3
7/30
 sum16 Max3
7/31
 sum13 Max2

※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
31日は「やや静穏」です。

[天文現象]
08/03
 06時04分:月の距離が最近(0.952、36万5767km、視直径32.4’)

黒点数100個超え2日目となりました。

1260、1261、1263、1265黒点郡が横一文字に均等に並んでいます。

1261黒点群はβγδ型を保っているようです。1263黒点郡が今後βγδ型へと変化しないか注視したいと思います。

1261、1263、1265黒点郡でCクラスの太陽フレアが数回発生していますし、黒点数は昨日よりも30近く増えているので、活動は活発なようです。

8月3日に月との距離が一番短くなるようなので重力の何らかの影響を受けるかもしれません。念のため、ご注意ください。

生かして頂いてありがとう御座位ます

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※彗星データ:AstroArts

コメント

  1. さらぱお より:

    新たな発見
    ネドベドさんにお勧めした本を、改めて読み直していたら、次の記述を見つけましたiPHoneからなので、上手く書き写す事ができるか?曰く、「また、12月13日には黒点同士が激しくぶつかり、二つの黒点の間に一種の断層(磁気分布の不連続)が生じていることもわかりました。マントル対流によって動かされた海洋プレートを引っ張ってついに我慢しきれなくなったときに起きるのと似ています。黒点が回転しながら上の黒点に近づいて、磁力線をひねる訳ですね。これ以上ひねることができない、というところでフレアが起きる。黒点が回転したり、或いはぶつかったり、と云った事が観測されたら大フレアが起きる兆候です」(P.96-97より) これ、非常に面白い、と思うのですが? アメリカのアイオア州では、日没の太陽にハッキリと1260,1261,1263の黒点が目視で観測されたそうです。以上、ご参考までです。

  2. dorachi より:

    さらぱお様
    こんばんは。
    とても興味深い情報をありがとうございます。
    こちらは「黒点」間での記述ですが、「黒点郡」間で同じような現象が起こったら・・?ちょっとゾッとしてしまいます。

    今回の黒点郡、目視でも見えたなんて凄すぎます。自分も直接見てみたかったです。

    1261がC4を発生させて相変わらず活発なようですが、個人的には1263が嫌な形状に変わりつつあるように思えてかなり気になります。
    あと2、3日で太陽の中央部に来ると思うのですが、その際にβγδ型になっていないことを祈ります・・。

  3. さらぱお より:

    dorachiさん
    拝復

    恐らく専門研究者にはHINODE等のかなり詳細な太陽での状況や情報が公開されているのだと思います。上述の「観測」も連続した写真だけでは分からず、動画が必要です。時々、かなり詳細な「動画」が、しかもかなり接近した内容が公開されていますから、この様な観測報告があるのでしょうね。

    面白い、と思ったのは、地球での「巨大地震発生」のメカニズムが、「巨大フレア発生」をきっかけ(=トリガー)にする(のではないか、とする仮説)のが、そのトリガーとなるフレア発生メカニズムそのものが、地震発生のメカニズムに似た黒点の動きが観測されている事です。(ややこしいですが)つまり、両極(太陽、地球)で相似する現象が互いに起きている、という事でしょうか。不思議だな、と思いました。「国生み」の神話であるイザナギ・イザナミや、陰陽ではありませんが、何かが発生するときにはペアである必要がある、という事なんですね。
    ここから先は「トンデモ話」として聞いて下さい。「磁力線のひねり」とは、想念なんじゃないかな、と思った次第です。だからこそ、人の思い、つまり「感謝想起」で緩和されるのかな、とも考えていました。これ以上書きますと、話がややこしく妄想になってしまいますから止めておきますが。

    アイオワ州で撮影された写真は、Spaceweather.comに掲載されていたのですが、消えちゃったみたいです。何でかな?1263は一見すると綺麗なβ型(=双極黒点)に見えますが、NOAAの詳細写真では、左側の黒点はGONG+の写真で見ると複雑な形態に見えますね。黒点もどんどん成長しますから、ご指摘の様に今後の進展に注目だろうと思います。

  4. さらぱお より:

    1263の変化!
    dorachiさん

    ご懸念されていた様に、1263はβγδ型に変化しましたU+203C 他に有力情報を見つけ出しましたが、現在、外出中なので本日のdorachiさん更新後の機会を窺って、再度、投稿する予定です。結論は、今後はコロナホールにも注目が必要な様です。取り急ぎ!

  5. dorachi より:

    さらぱお様
    こんにちは。

    動画を探してみましたが、一般に開放されているDBは今のところ見つかりません。HINODEの詳細な情報、見てみたいですね~。研究機関や専門家じゃないと見られないでしょうが・・。

    陰陽の話、トンデモ話はナルホドと思いました。リーマンさんがおっしゃる内容とも通じるものがあると思います。

    そしてそして。
    懸念していた1263はやはりβγδ型に変化しましたね・・。黒点数も高水準ですし、1261もβγδ型を保ったままです。個人的には警戒レベルだと思ってます。

    今届いた宇宙天気ニュースによると、Mクラスの太陽フレアの発生確率は60%だそうです。

    今のうちに感謝想起MAXで挑まないと、という気がします。

    あー・・・。こちらのコメントをご欄になって不安になる方がいらっしゃるでしょうか・・。
    不安を煽るつもりは毛頭なく、感謝想起で無難にというつもりで書いてますので、どうか漏電なさらぬよう・・・。