太陽フレアと黒点数(2012年01月26日更新)

いろいろ確認を取っていたため、更新遅くなりましてスミマセン。

[リーマンさんより]
●静止軌道電子の動きが停止した最後の時間帯に+15時間後。まだ動きは継続中。
⇒静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)の最期の最大の振れ時点から、3マス後を静観。
⇒下向きのピークがあった時刻(UT)+27時間後が日本時間の注意時刻となります。
※1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。誤差に注意
アメリカの地震予想サイト
●今日の昼から1月26日の早朝に掛けて、ニコニコ磁気を出しながら静観をしましょう。

[携帯の方へ]
ポリポリさんのまとめへはコチラから
※ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです

まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
1/26
 10:39 C8.0
 09:26 C5.8
1/25
 — —
1/24
 18:45 C2.5
1/23
 12:37 M8.8 ★(1402)
 09:39 C1.6
 05:42 C2.1

※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源

[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
 01月19日 117※
 01月20日 88
 01月21日 102※
 01月22日 103※
 01月23日 108※
 01月24日 105※
 01月25日 68

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
01/19 sum2 Max2
01/20 sum3 Max1
01/21 sum13 Max2
01/22 sum30 Max5
01/23 sum9 Max4
01/24 sum20 Max5
01/25 sum20 Max5
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
25日は「やや静穏」でした。

[天文現象]
01/31 02時42分:月の距離が最遠(1.052、40万4318km、視直径29.5’)
    13時10分:上弦
    19時59分:小惑星(433)エロスが地球最接近、距離0.17868天文単位(ろくぶんぎ座、光度8.6等)
02/03 小惑星(433)エロスが地球に接近中(ろくぶんぎ座、光度8.5等)
    06時47分:C/2010 M1ギブス彗星が近日点を通過
02/05 16時02分:5D/ブローセン彗星が近日点を通過(周期5.6年)

[静止軌道系チャート]

【携帯の方へ】
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子【GOES】]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[黒点数など]
新しい黒点郡はありません。1409がカウントされなくなり、各黒点郡、縮小傾向にあるため、本日の黒点数は68個でした。
現時点で地球の正面あたりにある黒点郡は1408のみ。←あくまで目安です。

[黒点郡の動向]
1401黒点郡は急速に衰えたようで、磁場タイプはβ型に戻り、黒点数を22⇒6個まで減らしました。大きさも半分以下になっています。
1402黒点群は磁場タイプが要注意型のβγ型に変化しました。黒点数を12⇒6に減らしていますが、少し大きくなったようです。こちらはかなり西へ移動してきています。
その他の黒点郡は縮小傾向にあるようです。
太陽の東側(まだ向こう側)に活動領域があるようなので、この領域が回りこんでくると黒点郡がいるかもしれません。

[フレアの発生状況]
午前中にC5.8、C8.0と少し大きめな小規模太陽フレアが観測されましたが、いずれもかなり西へと移動した1402黒点郡が発生源のようです。
フレアチャートのX線レベルもは日よりも下がっています。
1401も1402も、あと数日したら西へ没すると思いますが、引き続き注視したいと思います。

[CME・太陽風等]
太陽風は現在470km/sで、だいぶ速度が下がりましたが、まだ高速な状態です。
太陽の南半球にあるやや大きめなコロナホールの影響が明日あたりから届き始めるかもしれません。

[衛星関連]

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=2MeVのラインは、25日0時頃から下降を続けています(26日3時頃、ほんの少し上がりましたが、以降は下降しています)。
>=0.8MeVのラインは25日21時頃、急激に上昇し、現在も緩やかに上昇を続けています。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
昨日、下向きのピークが2つほど観測されています。1つめのピークは25日18時半頃。2つめのピークは25日19時半頃。1つめのピークよりも2つめのピークの方が大きいです。
JAXAのチャートはUTです。下向きのピークが現れたら、チャートの時間(UT)+9時間(日本時間への補正)+18時間(3目盛り分の時間)を足した時刻が【日本時間での注意時刻】となります。
※日本の場合、UTの時間に単純に27時間足せばいいですが、海外の方は「日本時間への補正時間」の部分を、現地時間とUTの差分に置き換えると現地時刻となります。

ただし。(毎回かどうか分かりませんが)直前の地震等で補正が分かった場合は、単純に+27時間ではありません。
⇒【UT時刻+27時間後の時刻に、補正分を足し引きする】

今回の例でいくと、一番強い下向きのピークは2つめで、UTでいうと大体10時半くらいになります。
25日10時半+9時間(日本時間への補正)+18時間(3目盛り分)⇒26日の13時半くらいとなりますが、昨日の記事のコメントの中にある今朝のコメントに「宮城の地震より1時間補正」とあったので、今回の場合は「1時間足すこと」(補正すること)になり、14時半頃となるようです。
そして、最終的に算出した注意時刻の前後1時間を注意。

※JAXAのチャートは1目盛り=6時間なので正確な時間を出すのは難しいのですが、1目盛りを6等分して大体の目安の時間を割り出してください。パソコンならブラウザの表示を拡大すれば6等分しやすいと思います。

●DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
25日7時頃から上昇に転じ、緩やかに上昇を続けています。

●プロトン
引き続き、緩やかに下降してきています。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限り、リアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※時間はUTを日本時間に直したものです。各チャート、1目盛りの時間が長いため正確ではないかもしれません。上記時刻とコメントはあくまで目安としてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いて有り難うございます

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
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