太陽フレアと黒点数(2012年03月14日更新)

[リーマンさんより]
●12以降は、3月18日~22日の「新月」までが重力不安定期

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
3/14
 02:08 M8.0 ☆(1429)→03/15 09:08
 01:28 C2.4
3/13
 15:50 C3.2
 09:21 C4.1
3/12
 20:55 C1.7
 10:31 C2.4
3/11
 02:32 M8.5 ☆(1429)
 01:56 M5.5 ☆(?)
 00:37 C8.1
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源
※時間は31時間後の目安ですが、注意時刻はJAXAのチャートを見て判断して下さい

[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
 03月07日 102※
 03月08日 86
 03月09日 96
 03月10日 89
 03月11日 103※
 03月12日 89
 03月13日 80

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
03/07 sum33 Max5
03/08 sum24 Max6
03/09 sum38 Max7
03/10 sum19 Max4
03/11 sum13 Max4
03/12 sum22 Max6
03/13 sum11 Max2
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
13日は「やや静穏」でした。

[天文現象]
03/15 10時25分:下弦
03/18 14時14分:春分(太陽黄経0゜、東京日出:05時45分、日入:17時53分)
03/21 09時40分:水星が内合(太陽の北03゜40.5’、光度5.3等、視直径10.9″)
03/22 00時08分:水星と太陽が最接近(03゜09.6’)
    23時37分:●新月

[静止軌道系チャート]

【携帯の方へ】
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称ク
リックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子【GOES】]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[黒点数など]
新しい黒点郡はありません。本日の黒点数は80個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点郡は1432です。←あくまで目安です。

[黒点郡の動向]
1428は西へ没しました。1429と1430も、もうすぐ西へ没します。
1429は黒点数は14→12個へ減っていますが、大きさは変わりません。磁場タイプが要注意型のβγ型のまま西へ没するようです。
1432の黒点数変化は9→11個で、大きさは昨日と変わりません。
1433の黒点数変化は2→4個で少し大きくなってきています。
1434は黒点数の変化はありませんが、少し大きくなっています。

[フレアの発生状況]
フレアのX線チャートのレベルは昨日よりも下がりました。
14日未明、西の端へ来て1429がM8.0の中規模太陽フレアを発生させました。
西の端で発生しましたが、M8.0に伴って発生したCMEは地球へ影響がありそうです(CME到着時刻等は、次項でご確認ください)
M8.0以外は小さめなフレアが数回発生している程度です。1429が西へ没すると一息つけそうな気もしますが、黒点郡の動向によっては注意が必要なので、引き続き全体を注視したいと思います。

[CME到着予測]
14日未明に1429で発生したM8.0のフレアに伴い発生したCMEの到着予測がNASAから出されましたので転載します。
 イベント発行日:2012年3月13日05:18:02(JST)
 CME到着時間:2012年3月15日15:20:06(JST)
 到着時間の信頼レベル:± 6時間
 外乱時間:11時間
 外乱時間の信頼性レベル:± 8時間

[太陽風]
太陽風は500~600km/sで推移していましたが、プロトンのチャートが急激に上昇しているので、現時点の速度はもしかしたら正確ではないかもしれません。
太陽の東端に南北にまたがるコロナホールがあります。この影響が16~17日にかけて届くようなので、CMEの到着と重なると太陽風の速度が上がるかもしれません。

[衛星関連]
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
目だったピークはありません。
現在は穏やかに推移していますが、CMEが到着すると乱れやピークが出るかもしれないので、引き続きJAXAチャートの監視が必要だと思います。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
現在は、穏やかに推移しています。

●静止軌道電子(GOES13と15)
チャートはギザギザしています。11時頃、少し急激に上昇しています。
今後、激しい乱れが現れるようなら、JAXAチャートの継続監視が必要だと思います。

●プロトン
徐々に下がってきていましたが、14日3時頃から急激に上がりました。M8.0の影響と思われます。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いて有り難うございます。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

アメリカの地震予想サイト

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