太陽フレアと黒点数(2012年06月01日更新)

リーマンさんより
●6月6日の金星(精神への働き、666ミロクの作用)の動きは大きいです
●6月11・12日は、また彗星の影響があります

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
6/ 1
 00:20 C2.6
5/31
 23:04 C2.3
5/30
 — —
5/29
 — —
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 05月25日 86
 05月26日 70
 05月27日 83
 05月28日 87
 05月29日 73
 05月30日 78
 05月31日 73

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
05/25 sum08 Max2
05/26 sum01 Max1
05/27 sum02 Max1
05/28 sum10 Max2
05/29 sum09 Max2
05/30 sum11 Max2
05/31 sum15 Max3
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
31日は「やや静穏」でした。

■天文現象■
06/03 22時16分:月の距離が最近(0.933、35万8481km、視直径33.3’)
06/04 20時03分:部分月食(京都、大阪付近から西よりの地方では月出帯食)
    20時12分:○満月
06/06 10時29分:金星の太陽面通過(全経過が見られる)
    10時29分:金星と太陽が最接近(00゜09.2’)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子【GOES】

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が3つあります。本日の黒点数は73個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1490、1492、1495黒点群です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
北半球と南半球の東側から新しい黒点群が回り込んできました。(1493と1494)
南半球の東寄りに1495が出現しました。
1488はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
1486:(→) 01→01個 [α→α]
1490:(↓) 22→06個 [β→β]
1492:(→) 13→09個 [β→β]
1493:(新) 02個 [β] ※北半球東側
1494:(新) 01個 [α] ※南半球東側
1495:(新) 05個 [β] ※南半球東寄り
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■

X線チャートのレベルは昨日より上がり、やや活発化の傾向があります。
新しく出現した黒点群での活動が活発です。
東側から回り込んできた1493が特に活発なようで、リストへの掲載がない小さなフレアを含め、フレアを多数発生させています。
1494や1495でも小さめなフレアが発生しています。
新しい活動領域が発達してくるのかも含め、全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
400~450km/s前後で推移していましたが、徐々に下がり、現在は360km/s前後で推移しています。
東端から、大きなコロナホールが回りこんできています。こちらの影響は6月5日~7日にかけて届くようです。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
概ね穏やかな推移です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
昨晩19時以降、ややギザギザしたチャートですが、概ね穏やかな推移です。

●静止軌道電子(GOES13と15)
全体的に、チャートはギザギザした状態で、いくつか小さな反応が出ていますが、極端な反応はありません。
05/31 08時、16時(UTC)頃に、上下に振れる小さな反応が出ています。
27時間後は11時と19時(JST)、31時間後は15時と23時(JST)です。念のため、前後の時間はご注意ください。
現在チャートは下降してきています。この後、反応がでるなら要注意です。

●プロトン
通常のレベルに戻りました。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

コメント

  1. ゆりあん より:

    こんばんは
    お疲れ様です。

    静止軌道電子が大きく動いているようですが時間的に4時 5時 11時の27時間後31時間後で計算して良いのですかね? 今日はあちこちでアークが見れたようです。日暈も。何となく今日は家もミシッと何回も鳴ります。週末大丈夫かなぁ?

  2. dorachi より:

    ゆりあん 様
    こんにちは。

    ・・・時間はあくまで目安にしかならないと思います。
    太陽から地球へ向かう速度は必ずしも一定ではないでしょうから。
    速い速度なら目安の時間よりも早い時間が注意時間になるでしょうし、遅いのであれば、もっと遅くにもなりましょう。

    昨日の地震、新宿区では下から何かでつつかれたように4、5回、縦揺れを感じました。
    つい1、2週間前の千葉の地震でも縦揺れを感じました。

    ここのところの地震は、ちょっと何か違う、という感覚があります。りーまんさんが「お土様」の話をされたのは、深い意味があるのかもしれませんね。

    by dorachi