太陽フレアと黒点数(2012年06月07日更新) ※中規模発生中

リーマンさんより
●今月の特異日:6月8日、6月11日。早朝と夕方に感謝想起を。
●6月11・12日は、また彗星の影響があります

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
6/ 7
 08:54 C1.7
 04:54 M2.2 ☆(1494)
6/ 6
 11:11 C1.8
 05:48 C4.3
6/ 5
 20:53 C1.6
6/ 4
 02:48 M3.4 ☆(1496)
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※Mクラス発生中。

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 05月31日 73
 06月01日 151 ※前日の倍以上
 06月02日 113※
 06月03日 133※
 06月04日 155※
 06月05日 154※
 06月06日 131※

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
05/31 sum15 Max3
06/01 sum10 Max2
06/02 sum12 Max3
06/03 sum18 Max4
06/04 sum19 Max3
06/05 sum22 Max4
06/06 sum20 Max3
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
06日は「やや静穏」でした。

■天文現象■
06/11 00時30分:P/2003 O2リニア彗星が近日点を通過(周期8.8年)
    19時41分:下弦
06/12 02時32分:138P/シューメーカー・レヴィ彗星が近日点を通過(周期6.9年)
06/16 10時24分:月の距離が最遠(1.056、40万5784km、視直径29.4’)
06/20 00時02分:●新月
06/21 08時09分:夏至(太陽黄経90゜、東京日出:04時25分、日入:19時00分)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子【GOES】

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は131です(100個超え6日目)
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1493、1494、1496、1498、1499、1502黒点群です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1492、1500はカウントされなくなりました。
1499の磁場タイプがβγになりました。要注意です(βγ型が二ついます)。

[黒点数変化]
1493:(↑) 12→11個 [βγ→βγ] ☆要注意
1494:(↑) 09→08個 [β→β]
1496:(↓) 02→01個 [β→α]
1497:(↓) 08→07個 [β→β]
1498:(↓) 08→07個 [β→β]
1499:(↑) 10→14個 [β→βγ] ☆要注意
1502:(→) 01→01個 [α→α]
1503:(↓) 02→02個 [β→α]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より上がりました。
今朝発生したM2.2の発生源は1494です。南半球のほぼ正面にて発生していますが、CME到着予測は現時点では出されていません。
Mクラス以外は、リストへの掲載がない小さめなフレアが1499、1498、1495で発生しています。
1493に加え、1499の磁場タイプがβγ型になりました。要注意です。
引き続き、全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
現時点では、ありません。

■太陽風■
現在、コロナホールの影響下にあるため、太陽風は高速な状態が続いています。
太陽風は750km/s前後で推移していましたが、今朝から徐々にゆっくりと下がってきていて、現在は650km/s前後で推移しています。
もう少し高速な状態は続きそうです。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ややギザギザしたチャートですが、ほぼ通常通りだと思います。
今朝、Mクラスが発生しているので、以降に反応がでるようなら要注意です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
昨晩21時くらいから若干乱れがありますが、概ね穏やかです。

●静止軌道電子(GOES13と15)
引き続き、やや激しい乱れがあります(反応の箇所が多すぎるので、詳細の注意時間は割愛)。
全体的に、チャートのレベルが上がっています。
Mクラスが発生しているので、以降に反応があるようなら、要注意です。

●プロトン
通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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