太陽フレアと黒点数(2013年05月20日更新)

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ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。↓のリンクからどうぞ。
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まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
5/20
 09:33 C4.0
 06:15 C4.7
 05:58 C3.2
 02:36 C9.9 (北半球東端の活動領域)
 02:06 C4.2
 00:08 C6.3
5/19
 18:08 C3.4
5/18
 12:30 C6.0
5/17
 17:34 M3.2 ☆(1748)
 13:37 C5.0
 06:35 M1.3 ☆(1748)
 04:16 C4.8
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内発生源

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 05月13日 144 ※(15日目)
 05月14日 142 ※(16日目)
 05月15日 186 ※(17日目) +44
 05月16日 212 ※(18日目) 200個超え
 05月17日 198 ※(19日目)
 05月18日 146 ※(20日目) -52
 05月19日 113 ※(21日目)

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
05/13 sum09 Max2
05/14 sum15 Max3
05/15 sum15 Max4
05/16 sum22 Max4
05/17 sum14 Max2
05/18 sum22 Max4
05/19 sum16 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
19日は「やや擾乱」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
05/20 長潮(10.1:宵月)
05/21 若潮(11.1:宵月)
05/22 中潮(12.1:十三夜)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
05/20 16時43分:C/2010 S1リニア彗星が近日点を通過
05/21 20時51分:C/2012 K6マクノート彗星が近日点を通過
05/23 23時30分:175P/ハーゲンローザー彗星が近日点を通過(周期6.3年)
05/25 13時25分:○満月(北アメリカ、大西洋方面で半影月食)
05/26 10時43分:月の距離が最近(0.932、35万8377km、視直径33.3’)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました
※接続できません。

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました
※接続できません。

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は113個です。(100個超え21日目)。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1748です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1748の磁場タイプが再びβγδ型になりました。要警戒。
1743、1749、1752はカウントされなくなりました。
北半球の東端に新しい活動領域があるようです。

[黒点数変化]
1744:(↓)05→03個 [β→β]
1745:(↓)11→08個 [β→β]
1746:(→)04→05個 [β→β]
1747:(↓)06→02個 [β→α]
1748:(↑)12→23個 [βγ→βγδ] ※要警戒(正面)
1750:(↑)09→12個 [β→β]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少し上がってきました。
Xフレアを4発発生させた1748は衛星画像で見ると目立ちませんが、規模的には昨日より大きくなって黒点数も増えているようです。
磁場タイプはβγ型からβγδ型に戻ってしまいました。位置的に一応警戒が必要だと思います。
未明に発生したC9.9は1748ではなく、北半球東端の新しい活動領域が発生源のようです。
こちらの活動領域、今後発達してくるとなると中央付近で活発になるかもしれません。そうなると要警戒だと思います。
中規模以上のフレアの確率は依然として高いままなので、引き続き全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
390km/s前後で推移していましたが、今朝8時くらいから速度が上がり、現在420km/s前後で推移しています。
磁場はやや北寄りに振れています

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
また接続できなくなりました・・・

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
また接続できなくなりました・・・

●静止軌道電子(GOES13と15)
UTで05/19になる前後から乱れはじめ、15時(UT)くらいまで>=0.8MeVのラインに乱れが出ました。
その後も、05/20 2時(UT)くらいから激しい落ち込みが出ています。
時差含む27時間後は05/20 03時以降、05/21 05時(JST)以降、念のためご注意ください。

●プロトン
徐々に下がり始めましたが、まだ高めな状態が続いています。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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