太陽フレアと黒点数(2014年10月18日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■10月の特異日■
画像へのリンク
※09/30 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
10/18
 09:54 C5.0
 05:43 C1.9
 04:19 C6.3
 00:57 C2.3
 00:34 C6.7
10/17
 21:44 C3.7
 14:15 C4.6
 13:54 C6.6
 12:01 C3.9
10/16
 21:57 M4.3 ☆(2192)→10/18 04:57
 16:29 C7.7 (2192)→10/17 23:29
10/15
 04:15 M2.2 ☆(2192) →10/16 11:15
 03:00 M1.1 ☆(2192) →10/16 10:00
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 10月11日 038
 10月12日 028
 10月13日 041
 10月14日 070
 10月15日 090
 10月16日 066
 10月17日 039

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
10/11 sum11 Max3
10/12 sum08 Max3
10/13 sum12 Max3
10/14 sum21 Max5
10/15 sum13 Max4
10/16 sum10 Max3
10/17 sum11 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
17日は「やや静穏」でした。

※11時半現在、稚内、山川にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
10/18 小潮(23.9:有明月)
10/19 小潮(24.9:二十六夜)
10/20 長潮(25.9:有明月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
10/18 15時06分:月の距離が最遠(1.053、40万4902km、視直径29.4’)
10/18 19時05分:108P/シフレオ彗星が近日点を通過(周期7.2年)
10/21 03時28分:70P/小島彗星が近日点を通過(周期7.1年)
10/24 06時57分:●新月(北アメリカで部分日食)
10/25 16時22分:C/2013 A1サイディングスプリング彗星が近日点を通過

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
活発な黒点群が回り込んできました。黒点数は39です。
現時点で地球の正面の黒点群は2187です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
南半球東端から活発な2192が回り込んできました。βγ型での登場です。要警戒。
2189,2190,2191はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
2186:(↓)03→02個 [α→α]
2187:(↓)06→01個 [β→α]
2192:(新)06個 [βγ] ※南半球東端
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ–>

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは高レベルな状態です。
中規模を何度も発生させた2192が南半球東端から回り込んできました。
まだ全体は見えないようですが、思っていたよりもかなり大きいです(←個人的な意見です)。βγ型で回り込んできていますので、要警戒。
中央から東側にかけてフィラメントがたくさん浮いているようです。引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも継続して注意

■CME到着予測■
今のところはありません

■太陽風
400km/s前後で推移していましたが、一時500km/sを超えました。現在はやや下がりましたが460km/sで推移しています。
磁場は、南北に大きく細かく振れています。
※北半球やや東寄りにコロナホールがあります。21~22日にかけて影響が届く模様。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=0.8MeVは10/17 04時(UT)頃、強い反応がありました。またUTで日付が変わる頃から乱れが出ています。
>=2MeVのラインは断続的な乱れがあります。ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ややギザギザしたラインですが、大きな乱れや反応はありません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
10/17 15時、22時(UT)頃に小さな反応がありました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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