太陽フレアと黒点数(2014年11月17日更新) ※少し大きめ中規模太陽フレア

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■11月の特異日■
画像へのリンク
※11/02リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
11/17
 07:01 C2.4
 02:33 M5.7 ☆(2209)→11/18 09:33
 01:39 C3.9
11/16
 18:47 C2.4
 16:30 C3.9
 08:31 C2.8
 05:39 M3.7 ☆(2209)→ 11/17 12:39
11/15
 20:41 M3.3 ☆(2209)→ 11/17 03:41
 08:26 C2.0
 05:01 C3.3
11/14
 23:41 C2.7
 16:42 C5.4
 14:45 C4.2
 03:39 C2.7
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 11月10日 063
 11月11日 070
 11月12日 089
 11月13日 104 ※01日目
 11月14日 117 ※02日目
 11月15日 100 ※03日目
 11月16日 091

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
11/10 sum26 Max5
11/11 sum13 Max3
11/12 sum07 Max2
11/13 sum05 Max1
11/14 sum18 Max3
11/15 sum19 Max4
11/16 sum21 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
16日は「やや擾乱」でした。

※12時現在、国分寺、山川、沖縄にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
11/15 小潮(22.2:二十三夜)【下弦】
11/16 小潮(23.2:有明月)
11/17 小潮(24.2:有明月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
11/16 04時29分:40P/ヴァイサラ彗星が近日点を通過(周期11.0年)
11/19 23時43分:305P/スキッフ彗星が近日点を通過(周期9.9年)
11/22 18時38分:小雪(太陽黄経240゜)
11/22 21時32分:●新月
11/25 03時25分:193P/リニア・ニート彗星が近日点を通過(周期6.8年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は91個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2208,2213です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2209(旧2192)の磁場タイプはβγδ型のまま、黒点数を増やしています。要警戒。
南半球東側に2214がカウントされました。
2211は西へ没しました。2212はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
2205:(↓)05→01個 [β→α]
2208:(↓)14→04個 [β→β]
2209:(↓)16→23個 [βγδ→βγδ] ※南半球東側 ★2192の回帰
2213:(↑)03→09個 [β→β]
2214:(新)04個 [β] ※南半球東側
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日よりやや上がっています。
未明にM5.7の少し強めの中規模太陽フレアが2209(旧2192)で発生しています。
今のところ、Protonの上昇やCME到着予測の情報はありません。
2209、少し縮小傾向にあるようですが、裏側を経てもなお大きさを保ったまま複雑な磁場構造を持っていて、いつ衰えるのやら、といった様子。
黒点数も増えているので、まだまだ警戒が必要。
Spaceweather.comのフレア予測はXクラス25%、Mクラス65%です。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも継続して注意

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
620~680km/s前後で速度にバラ付がありましたが、徐々に下がり、現在は460km/s前後で推移しています。一時的には700km/s近くまで達した模様。
磁場は、南北に激しく振れていましたが、現在はやや南寄り

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
11/16 02時(UT)くらいに強い反応が出ています。その後、10時(UT)頃にも小さい反応があり、レベルが上がっています。
ギザギザしたラインが続いています。ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
11/16 02時、09時、12時、15時、17時(UT)くらいに反応が出ています。
その他の時間帯にも小さなトゲのような反応がいくつも出ています。ご注意ください。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
ガタガタしたラインが続いています。11/16 14時~16時(UT)くらいにかけて強い反応がありました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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