太陽フレアと黒点数(2014年12月18日更新) ※中規模多発&M8.7のフレア発生

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■12月の特異日■
画像へのリンク
※12/02リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
12/18
 11:31 C5.6
 07:43 C3.2
 06:01 C7.1
 04:26 C8.6 (2241)
 03:53 M1.4 ☆(2241)→12/19 10:53
 02:47 C2.5
 00:38 C6.7
12/17
 23:56 C9.8
 17:57 C3.5
 13:20 M8.7 ☆(2242)→12/18 20:20
 10:39 M1.1 ☆(2241)→12/18 17:39
 09:37 M1.5 ☆(2242)→12/18 16:37
 03:57 C4.7
 02:00 C2.9
12/16
 20:33 C5.6
 20:07 C2.1
 19:07 C4.1
 17:06 C4.0
 14:52 C2.7
 13:41 C3.5
 11:33 C5.3
 06:15 C4.5
12/15
 10:34 C7.0
 07:03 C3.6
 06:34 C2.2
 05:13 C4.0
 04:46 C4.7
 04:10 M1.6 ☆(2242)→12/16 11:10
 03:15 C2.5
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 12月11日 115 ※01日目
 12月12日 132 ※02日目 手計算
 12月13日 121 ※03日目 手計算
 12月14日 175 ※04日目 手計算
 12月15日 152 ※05日目
 12月16日 169 ※06日目
 12月17日 154 ※07日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
12/11 sum02 Max1
12/12 sum19 Max5
12/13 sum08 Max2
12/14 sum19 Max4
12/15 sum22 Max4
12/16 sum09 Max3
12/17 sum08 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
17日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■
12/18 長潮(25.6有明月)
12/19 若潮(26.6有明月)
12/20 中潮(27.6暁月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
12/22 03時23分:月が最南(赤緯-18°39.9′)
12/22 08時03分:冬至(太陽黄経270°、東京日出:06時47分、日入:16時32分)
12/22 10時36分:●新月
12/23 07時47分:307P/リニア彗星が近日点を通過(周期14.0年)
12/25 01時42分:月の距離が最近(0.949、36万4797km、視直径32.7′)
12/27 11時23分:15P/フィンレー彗星が近日点を通過(周期6.5年)
12/28 19時43分:287P/クリステンセン彗星が近日点を通過(周期8.5年)
12/29 03時31分:上弦

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)



※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)



※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)



※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は154個です。100個超え7日目。
現時点で地球の正面の黒点群は2236,2237,2239,2240,2241,2242です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2242の磁場タイプはβγδ型のままです。要警戒
2241の磁場タイプがβγδ型になりました。要警戒。

[黒点数変化]
2230:(↑)01→01個 [α→α]
2234:(↑)02→01個 [α→α]
2235:(→)06→04個 [β→β]
2236:(→)04→02個 [β→β]
2237:(→)01→01個 [α→α]
2239:(↑)13→07個 [β→β]
2240:(↓)03→02個 [β→β]
2241:(↑)24→20個 [βγ→βγδ] ※南半球東寄り
2242:(↑)25→26個 [βγδ→βγδ] ※南半球正面
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より上がっています。
2242に加え、2241も磁場タイプがβγδ型になりました。
両黒点群共に活動は活発な状態が続いています。
いくつかの中規模の後、昨日お昼過ぎに2242でM8.7の中規模としては大きいフレアが発生しました。
南半球の正面近くで発生していてCMEも伴っているようですが、直撃は免れたようでCME到着予測は現時点ではありません。
直撃は無いかもしれませんが、シミュレーション動画を見ると12/19 22時(JST)頃に、影響の端っこが届きそうなので、要注意。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも継続して注意

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
一時的に700km/s前後の突風が吹いたようです。
420km/s前後で推移していましたが徐々に下がり、現在は390km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に振れていましたが、現在はやや南寄り

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
ややガタガタしたラインですが、大きな乱れや反応は今のところはありません。

●プロトン
通常のレベルでしたが、わずかに上昇傾向。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
極小さな反応はありますが、今のところ大きな乱れや反応はありません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
12/17 16時(UT)前後に極小さな反応がありましたが、今のところ概ね穏やかな推移です。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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