太陽フレアと黒点数(2015年02月12日更新) ※フィラメントの噴出に注意

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■02月の特異日■
画像へのリンク
※02/01リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
2/12
 11:01 C6.0
2/11
 — —
2/10
 17:30 C2.7
2/10
 10:58 C8.3
 08:00 M2.4 ☆(2282)→02/11 15:00
 07:16 C1.9
 03:22 C2.7
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 02月05日 086
 02月06日 071
 02月07日 080
 02月08日 094
 02月09日 082
 02月10日 082
 02月11日 076

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
02/05 sum20 Max4
02/06 sum04 Max1
02/07 sum18 Max4
02/08 sum15 Max3
02/09 sum12 Max3
02/10 sum07 Max2
02/11 sum11 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
11日は「やや静穏」でした。

※12時現在、沖縄にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
02/12 小潮(22.6:有明月)【下弦】
02/13 小潮(23.6:有明月)
02/14 小潮(24.6:二十六夜)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
02/12 12時50分:下弦
02/16 21時21分:309P/リニア彗星が近日点を通過(周期9.4年)
02/19 08時47分:●新月
02/19 08時50分:雨水(太陽黄経330°)
02/19 16時28分:月の距離が最近(0.929、35万6995km、視直径33.5′)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は76個です。
現時点で地球の正面の黒点群は、ありません。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2280、2281、2282の磁場タイプはβ型になりました。
2277は西へ没しました。

[黒点数変化]
2277:(03→03) 01→01個 [α→α]
2280:(11→10) 17→16個 [βγδ→β]
2281:(11→14) 14→17個 [βγ→β]
2282:(09→13) 10→13個 [βγ→β]
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルはM2.4以降、下降を続けています。
2280、2281、2282の磁場タイプはβ型になりました。
先程発生したC6.0の小規模太陽フレアは2280が発生源のようです。
2282はβ型ですが、黒点数を増やし、大きくなってきているようです。
相変わらずかなり大きいフィラメントが正面に浮いています。(通常の5倍~10倍長い)このフィラメントの一部(南半球東側の一部)が崩壊した模様。
引き続き、全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
ありません

■太陽風■
380~400km/s前後で推移していましたが、徐々に下がり、現在は340km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に細かく振れていましたが、北寄りに振れています。(時々南寄り)

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
02/11 03時(UT)くらいに少し反応がありました。
ややガタガタしたラインが続いていますが、大きな乱れや反応は出ていません。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
※データ欠落の時間帯があります。
02/11 10時(UT)頃から落ち込みはじめ、12時(UT)くらいに小さな反応がありました。
その後、14時(UT)前後にも小さな反応がありました。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
細かいギザギザしたラインが続いていますが、動き自体は概ね穏やかです。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

コメント