太陽フレアと黒点数(2015年04月21日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■04月の特異日■
画像へのリンク
※03/28リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
4/21
 — —
4/20
 — —
4/19
 15:56 C2.2
 03:08 C2.9
4/18
 23:02 C5.2
 22:25 C2.3
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 04月14日 097
 04月15日 085
 04月16日 085
 04月17日 093
 04月18日 114 ※1日目
 04月19日 142 ※2日目
 04月20日 125 ※3日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
04/14 sum17 Max4
04/15 sum27 Max5
04/16 sum26 Max4
04/17 sum19 Max3
04/18 sum14 Max2
04/19 sum07 Max2
04/20 sum16 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
20日は「やや擾乱」でした。

※12時現在、国分寺と山川にスポラディックE層あり。(沖縄不明)

■潮の切り替わり■
04/21 大潮(02.3:三日月)
04/22 中潮(03.3:夕月)
04/23 中潮(04.3:夕月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
04/22 21時43分:174P/エケクルス彗星が近日点を通過(周期34.9年)
04/23 14時28分:218P/リニア彗星が近日点を通過(周期5.5年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は125個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2324,2325です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2321の磁場タイプはβ型になりました。
2326が再びカウントされました。
北半球東側に2330がカウントされました。
2328は西へ没しました。
北半球東端(まだ向こう側)に新しい活動領域があるようです。

[黒点数変化]
2321:(14→14)33→09個 [βγ→β]
2322:(04→03)03→03個 [β→β]
2324:(08→07)12→09個 [β→β]
2325:(10→10)12→08個 [β→β]
2326:(再:01)01個 [α] ※北半球西側
2327:(03→04)05→04個 [β→β]
2328:(01→01)01→01個 [α→α]
2329:(06→06)06→08個 [β→β]
2330:(新:04)03個 [β] ※南半球西端
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日と同等ですが、ここ数時間ではやや上がっています。
2321の磁場タイプはβ型になり、2321の黒点数もぐっと減りました。
フレアは、2321,2322,2324で発生していますが、いずれも小さ目なフレアばかりです。
小惑星(2015HD1。サイズ:15メートル)が、0.2LDの距離を通過する模様。
※1LD= 384,401kmなので0.2LDは約77,000kmくらい
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントの噴出にも注意。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
※データの欠落した時間帯があります。
380km/s前後まで下がったのですが、徐々に上がり、現在580km/s前後と高速な状態です。
磁場はフラット近くまで落ち着いていたのですが、現在、南北に振れています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
04/20 01時、04時(UT)にやや強めのピンポイントの反応がありました。
18時(UT)以降、若干乱れが出た後、04/21 01時(UT)頃から強い反応が出ています。ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
所々トゲのような反応はありますが、大きな乱れや反応は、今のところありません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
04/20 11時前後、14時前後、17時前後、22時頃、22時頃(いずれもUT)に、ピンポイントの反応があります。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

コメント

  1. 改名中 より:

    中規模フレア。
    皆さんおはようございます。
    ここにも置いて置きますね。

    中規模フレア。
    2015.04.22 01:54 M2.0→2015.04.23 08:54
    2015.04.22 00:22 M4.0→2015.04.23 07:22
    2015.04.21 20:48 M2.2→2015.04.23 03:48
    2015.04.21 19:17 M2.2→2015.04.23 02:17
    2015.04.21 16:08 M1.0→2015.04.22 23:08
    (→31時間後の参考)

  2. dorachi より:

    改名中さん
    改名中さん、表と裏へお知らせありがとうございます。
    いきなり活発化して中規模が頻発しましたね・・。

    残業中、一定間隔で中規模があったのでXクラスを警戒しましたが、中規模に留まってくれてよかったです。
    東端から新しい活動領域が回り込んできてるので、油断禁物ですが・・・。

    by dorachi