太陽フレアと黒点数(2015年05月06日更新) ※大規模太陽フレア

遅くなってスミマセン。まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■05月の特異日■
画像へのリンク
※04/28リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
5/ 6
 15:35 C3.4
 14:00 C2.3
 10:51 C3.9
 07:04 X2.7 ★(2339)→05/07 14:04
 06:32 C2.5
 02:17 M2.6 ☆(2335)→05/07 09:17
 00:04 C2.5
5/ 5
 23:04 M1.3 ☆(2335)→05/07 06:04
 22:37 M1.2 ☆(2339)→05/07 05:37
 22:08 C2.4
 20:55 C3.6
 20:18 C6.6
 18:41 M1.9 ☆(2339)→05/07 01:41
 18:11 C3.7
 17:15 C3.7
 16:56 C4.3
 15:43 C2.5
 14:00 C2.6
 12:50 C5.1
 01:38 C5.2
5/ 4
 19:22 C2.0
 11:48 C3.0
 09:41 C8.0 (2335)
 08:39 C2.2
5/ 3
 14:39 C1.8
5/ 2
 — —
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 04月29日 026
 04月30日 027
 05月01日 013
 05月02日 025
 05月03日 067 ※前日差+42個
 05月04日 085
 05月05日 099

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
04/29 sum04 Max2
04/30 sum04 Max2
05/01 sum12 Max3
05/02 sum12 Max3
05/03 sum12 Max2
05/04 sum10 Max2
05/05 sum11 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
05日は「やや静穏」でした。

※16時現在、稚内にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
05/06 大潮(17.3:居待月)
05/07 中潮(18.3:寝待月)
05/08 中潮(19.3:更待月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
05/07 17時37分:308P/ラーゲルクヴィスト・カルゼンティー彗星が近日点を通過(周期17.1年)
05/07 22時39分:月が最南(赤緯-18°20.5′)
05/10 20時50分:P/2007 S1趙彗星が近日点を通過(周期7.4年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

※JAXAはメンテナンス中

■黒点数など■
新しい黒点群が東半球東端からまわりこんできました。黒点数は99個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2335、2336です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2335の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
北半球東端から2339がβγ型のまま回り込んできました。やや大き目で活発です。要注意。
2238がやや発達してきています。
南半球東端にも新しい活動領域があるようです。

[黒点数変化]
2335:(11→11)30→25個 [βγ→βγ] ※南半球東寄り
2336:(05→05)09→10個 [β→β]
2337:(02→02)02→02個 [β→β]
2338:(05→07)04→07個 [β→β]
2339:(新:11)05個 [βγ]  ※北半球東端
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日よりも上がっていて、高いレベルになってきました。
2335の磁場タイプはβγ型のままです。
東半球東端から、βγ型で2339が回り込んできました。
太陽の活動は活発で、中規模太陽フレアを頻発させた後、回り込んできて早々の2339でX2.7の大規模太陽フレアが発生しました。
これとは別で、5日の夕方頃、南半球東側でフィラメントの噴出も発生しています。
今のところCME到着日はありませんが、情報あれば続報を流します。(19時現在、CME到着予測は無し)
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意。

■CME到着予測■
今のところはありません。

■太陽風■
370km/s前後で推移していましたが、10時頃から一段速度が上がり、現在450km/s前後で速度にバラつきがあります。
磁場はフラットに近かったのですが、コロナホールの影響到着後は南北に細かく振れています。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
05/05 04時前後と08時(UT)くらいに少し反応がありました。
05/05 23時以降、断続的な乱れがあります。ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

☆JAXAのチャートは2015年5月7日(木)10:00 (JST) までメンテナンス中

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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