太陽フレアと黒点数(2015年06月25日更新) ※CME影響下

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■06月の特異日■
画像へのリンク
※05/31リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
6/25
 00:11 C5.6
6/24
 — —
6/23
 21:00 C1.9
 02:20 M5.6 ☆(2371)→06/24 09:20
6/22
 14:09 C7.5
 11:05 C3.1
 07:15 C6.5
 05:28 C2.2
 03:07 M1.1 ☆(2367)→06/23 10:07
 01:02 C1.9
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 06月18日 082
 06月19日 074
 06月20日 089
 06月21日 079
 06月22日 077
 06月23日 061
 06月24日 039

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/18 sum10 Max2
06/19 sum02 Max2
06/20 sum02 Max1
06/21 sum11 Max5
06/22 sum31 Max7
06/23 sum33 Max6
06/24 sum22 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
24日は「やや擾乱」でした。

※11時45分現在、国分寺、山川、沖縄にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
06/25 小潮(08.5:十日月)
06/26 小潮(09.5:宵月)
06/27 長潮(10.5:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
06/25 14時11分:P/2009 WX51カタリナ彗星が近日点を通過(周期5.4年)
06/25 19時31分:233P/ラサグラ彗星が近日点を通過(周期5.3年)
07/02 05時49分:319P/カタリナ・マクノート彗星が近日点を通過(周期6.8年)
07/02 11時20分:○満月
07/06 03時52分:月の距離が最近(0.955、36万7093km、視直径32.5′)
07/06 18時08分:C/2014 Q1パンスターズ彗星が近日点を通過(0.31天文単位)
07/07 05時03分:地球が遠日点通過(1.016682天文単位、1億5209万3407km、太陽視直径31′27.80″)
07/09 05時24分:下弦

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は39個です。
現時点で地球の正面の黒点群はありません。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2367は西へ没しました。
2371の磁場タイプはβγ型になりました。

[黒点数変化]
2367:(12→12)07→07個 [β→β]
2371:(17→16)34→29個 [βγδ→βγ] ※北半球西側
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より下がっています。
2371の磁場タイプがβγ型になり、2367は西へ没しました。
リストへの掲載はありませんが、前日よりフレアの発生件数が少し増えています。まだ油断大敵。
現在、2つのCMEの影響下にあります。片方は外乱時間が6日と非常に長いです。ご注意ください。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意。

■CME到着予測■
(2)※外乱時間が長時間です。
イベント発行日:2015年6月19日04:10:19.0 JST
CMEの到着時間:2015年6月21日18:26:03.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:159時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

(5) ※NEW!
イベント発行日:2015年6月23日07:45:44.0 JST
CMEの到着時間:2015年6月25日03:18:03.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:29時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風■
580km/s前後で推移していましたが、昨晩22時頃から速度が一段上がり、一時は800km/s近くで推移していました。
現在はやや下がり、700km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に細かく振れていましたが、やや北寄り。
※正面北の方にあるコロナホールの影響が27~28日にかけて届く模様。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
06/24 04、07時(UT)頃にピンポイントの反応がありました。
UTで日付が25日に変わった頃から、急激に下がっています。ご注意ください。

●プロトン
下降し続けていますが、通常のレベルに戻るまでにはまだ日数がかかりそうです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
06/24 13時(UT)くらいに少し落差がありました。
やや幅の太いラインが続いています。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
06/24 01時、07時、10時(UT)くらいにトゲのような反応がありました。
動き自体は穏やかな推移になってきています。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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