太陽フレアと黒点数(2015年06月29日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■06月の特異日■
画像へのリンク
※05/31リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
6/29
 09:26 C2.2
 02:07 C2.0
6/28
 — —
6/27
 — —
6/26
 15:01 C1.7
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 06月22日 077
 06月23日 061
 06月24日 039
 06月25日 033
 06月26日 028
 06月27日 025
 06月28日 039

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/22 sum31 Max7
06/23 sum33 Max6
06/24 sum22 Max4
06/25 sum26 Max5
06/26 sum10 Max2
06/27 sum15 Max3
06/28 sum20 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
28日は「やや擾乱」でした。

※11時現在、稚内、沖縄にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
06/29 中潮(12.5:小望月)
06/30 中潮(13.5:十五夜)
07/01 大潮(14.5:十六夜)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
07/02 05時49分:319P/カタリナ・マクノート彗星が近日点を通過(周期6.8年)
07/02 11時20分:○満月
07/06 03時52分:月の距離が最近(0.955、36万7093km、視直径32.5′)
07/06 18時08分:C/2014 Q1パンスターズ彗星が近日点を通過(0.31天文単位)
07/07 05時03分:地球が遠日点通過(1.016682天文単位、1億5209万3407km、太陽視直径31′27.80″)
07/09 05時24分:下弦

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が2つカウントされました。黒点数は39個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2374です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2371の磁場タイプはβ型になりました。もうすぐ西へ没します。
北半球東端から2373が回り込んできました。
北半球西寄りに2374がカウントされました。
南半球東端(まだ向こう側)に新しい活動領域があるようです。

[黒点数変化]
2371:(15→05)15→03個 [βγ→β]
2372:(新:05)03個 [β] ※北半球東端
2373:(新:03)03個 [β] ※北半球西寄り
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より上がっています。
フレアの発生件数が少し増えてきました。
フレアは東端の新しい活動領域で発生していますが、今のところは小さ目。
外乱時間の長かったCMEは抜けました。M7.9のCMEの影響も、抜けます。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意。

■CME到着予測■
(6)M7.9に伴うもの
イベント発行日:2015年6月25日19:11:59.0 JST
CMEの到着時間:2015年6月27日15:16:03.0 JST
到着時間信頼度レベル:± 6時間
外乱所要時間:36時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風■
400~500km/s前後で速度にバラ付がありましたが、徐々に下がり、現在は420km/s前後で推移しています。
磁場は、やや南に振れていましたが、現在は北寄り。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
06/28 07時(UT)前後に少し反応がありました。
なめらかなラインではありませんが、大きな乱れや反応は出ていません。

●プロトン
ようやく下降に転じましたが、横ばいに近い状態。通常のレベルに戻るには、まだ時間がかかりそう。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
06/28 06時、14時(UT)くらいに小さな反応がありました。大きな乱れや反応は今のところはありません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
所々トゲのような反応はありますが、概ね穏やかな推移です。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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