太陽フレアと黒点数(2015年10月21日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■10月の特異日■
画像へのリンク
※10/02リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
10/21
 10:46 C1.6
 09:09 C1.7
 03:37 C1.8
 02:22 C3.9
10/19
 22:27 C1.9
 10:58 C1.7
10/18
 08:03 C6.6
 06:48 C4.8
 06:11 C4.8
 05:34 M1.5 ☆(2437)→10/19 12:34
 05:08 M1.1 ☆(2437)→10/19 12:08
 03:32 C8.6
10/17
 21:30 C4.5
 15:24 C2.5
 13:13 C2.9
 10:16 C3.4

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 10月14日 056
 10月15日 049
 10月16日 068
 10月17日 083
 10月18日 081
 10月19日 094
 10月20日 077

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
10/14 sum24 Max5
10/15 sum12 Max2
10/16 sum10 Max3
10/17 sum16 Max3
10/18 sum24 Max6
10/19 sum03 Max1
10/20 sum15 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
20日は「やや静穏」でした。
※12時現在、沖縄にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
10/21 小潮(08.1:九夜月)【上限】
10/22 小潮(09.1:十日月)
10/23 長潮(10.1:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
10/21 05時31分:上弦
10/22 03時17分:P/2001 H5ニート彗星が近日点を通過(周期15.0年)
10/23 10時37分:水星と小惑星ジュノーが最接近(01°04.7′)
10/23 10時45分:326P/ヒル彗星が近日点を通過(周期8.2年)
10/25 04時12分:318P/マクノート・ハートレー彗星が近日点を通過(周期20.6年)
10/25 10時49分:22P/コプフ彗星が近日点を通過(周期6.4年)
10/26 22時01分:月の距離が最近(0.933、35万8463km、視直径33.3′)
10/27 21時05分:○満月
10/28 19時54分:316P/ロニオス・クリステンセン彗星が近日点を通過(周期8.9年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は77個です。
現時点で地球の正面の黒点群は、2434,2435です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2436はβδ型になりました。複雑な構造を持つため、要警戒
2431はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
2434:(08→06)16→14個 [β→β]
2435:(01→01)01→01個 [α→α]
2436:(14→14)20→18個 [βγ→βδ] ※北半球東側
2437:(06→06)06→04個 [β→β]
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日と同等です。
2436はβδ型になりました。
フレアの発生件数もフレア強度も大きな変化は見られません。フレアの発生源の中心は2437です(2436でも発生しています)。
複雑な黒点群があるわりには太陽の活動はおとなしめですが、念のため要警戒。
フィラメントもいくつか浮いています。こちらにも注意。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも注意。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
370km/s前後で推移していましたが、徐々に下がり、現在は350km/s前後で推移しています。
磁場は、南にやや強く振れていましたが、現在は北寄りで推移しています。
※やや北寄りの西寄りに小さ目ですがコロナホールがあります。こちらの影響が22~23日にかけて届き始める模様。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
概ね穏やかな推移でしたが、レベルが下がり滑らかなラインではなくなってきました。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
大きな乱れや反応はありませんが、やや幅の広いラインで推移しています。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
非常に穏やかな推移でしたが、10/20 16時~18時(UT)くらいにかけて強い反応がありました。
その後もやや幅のあるラインで推移していますが、大きな乱れや反応は出ていません。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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