太陽フレアと黒点数(2016年07月16日更新)※コロナホール影響下

遅くなってスミマセン。まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■07月の特異日■
画像へのリンク
※07/10リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
7/16
 15:56 C6.8 (2567)
 14:24 C2.0
 11:46 C1.7
 11:03 C1.6
 09:16 C2.1
 00:07 C2.0
7/15
 — —
7/14
 — —
7/13
 — —
7/12
 — —
7/11
 — —
7/10
 09:49 C8.6 (2564)
 00:48 C2.6

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 07月09日 063
 07月10日 046
 07月11日 062
 07月12日 063
 07月13日 054
 07月14日 054
 07月15日 073

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
07/09 sum18 Max3
07/10 sum15 Max3
07/11 sum17 Max3
07/12 sum19 Max3
07/13 sum14 Max3
07/14 sum18 Max4
07/15 sum18 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
14日は「やや擾乱」でした。
※18:15現在、沖縄にスポラディックE層あり(稚内不明)
→沖縄強め

■潮の切り替わり■
07/16 若潮(11.7:十三夜)
07/17 中潮(12.7:小望月)
07/18 中潮(13.7:十五夜)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
07/18 19時33分:56P/スローター・バーナム彗星が近日点を通過(周期11.5年)
07/20 07時57分:○満月
07/20 16時35分:81P/ヴィルト彗星が近日点を通過(周期6.4年)
07/24 18時00分:P/2009 K1ギブス彗星が近日点を通過(周期7.1年)
07/25 07時31分:150P/ロニオス彗星が近日点を通過(周期7.7年)
07/27 08時00分:下弦
07/27 20時37分:月の距離が最近(0.962、36万9662km、視直径32.3′)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が3つカウントされました。黒点数は73個です。
現時点で地球正面の黒点群は2565,2566です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
北半球東寄りに2566、北半球東側に2567、南半球東側に2568がカウントされました。
2567はβγδ型でのカウントです。要警戒。
2563,2564はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
2562:(04→03)04→03個 [α→α]
2565:(05→04)03→04個 [α→β]
2566:(新:00)01個 [α]
2567:(新:06)13個 [βγδ] ※北半球東側
2568:(新:03)02個 [α]
※()内:大きの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より上がっています。
新しい黒点群が3つカウントされ、2567は急激に発達しβγδ型でのカウントです。
フレアは殆どが2567で発生しています(一部2564でも発生)。前回βγδ型の黒点群がカウントされたのは2月18日です。要警戒。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメント:サーバに接続できないため、不明。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■※コロナホール影響下
490km/s前後で推移していましたが、今朝6時頃から上昇し一時670km/s前後まで上がりました。
現在はやや速度が落ちて、550~610km/sくらいで速度にバラつきがあります。
磁場は、南北に振れています。
※北半球の巨大なコロナホールと南半球東寄りのコロナホールは消滅
北半球東端と南半球ほぼ正面に小さなコロナホールが出現。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
07/15になった頃から乱れ始め、04時~07時(UT)くらいまで激しい反応がありました。
その後も所々反応が出ています。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
07/15 10時、17時(UT)くらいに極小さな反応がありましたが、大きな乱れや反応は出ていません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
動きは穏やかですが、所々トゲのような反応が出ています。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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