太陽フレアと黒点数(2012年07月18日更新)

■リーマンさんより
明日の18日(666)は、観音様の日として大地への感謝と、防災意識を祈念しましょう

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
7/18
 11:54C3.9
7/17
 21:03 M1.7 ☆(1519?)※lmsalのリストより
 06:34 C3.8
 04:17 C6.3
7/16
 21:59 C2.2
 13:52 C3.0
 08:52 C2.4
 06:42 C3.5
 04:46 C2.8
 03:38 C3.8
7/15
 00:39 C2.5
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 07月11日 94
 07月12日 132 ※
 07月13日 112 ※
 07月14日 120 ※
 07月15日 134 ※
 07月16日 89
 07月17日 87

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
07/11 sum17 Max3
07/12 sum14 Max3
07/13 sum03 Max1
07/14 sum14 Max5
07/15 sum37 Max6
07/16 sum25 Max5
07/17 sum14 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
17日は「やや静穏」でした。

■天文現象■
07/19 13時24分:●新月
07/20 19時24分:189P/ニート彗星が近日点を通過(周期5.0年)
07/26 17時56分:上弦

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が2つ現れました。本日の黒点数は87個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群はありません。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1520の磁場タイプはβγのままです。

[黒点数変化]
1520:(↓)12→08個 [βγ→βγ] ※要注意
1521:(↓)08→04個 [β→β]
1522:(↑)04→03個 [β→β]
1523:(→)03→04個 [β→β]
1524:(新)05個 [β] ※南半球東側
1525:(新)03個 [β] ※南半球東側
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少し上がっていますが、フレアの発生件数は少なくなっています。
NICTのリストにないのですが、西へ没した1519が07/17 12時(UTC)頃、M1.7のフレアを発生させたようです。
→1520-1521あたりで発生した、という情報も一部ありますが、はっきりしません。(スミマセン)
CME到着予測は出ていませんが、この影響でプロトンが上昇しているので念のためご注意ください。
M1.7それ以外では1521で小さめなフレアが2回ほど発生しただけです。
全体的におとなしくなりつつあるようですが、南半球東側に新しい黒点群が出現したので、引き続き全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
今のところはありません。

■太陽風■
400km/s前後で推移していましたが、徐々に上がり、現在470km/s前後で推移しているようです。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
07/17 06時(UTC)前後にやや反応が出ています。
27時間後は07/18 20時(JST)頃です。前後の時間帯はご注意ください。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
ややギザギザして所々小さな反応は出ていますが、推移自体は比較的穏やかです。

●静止軌道電子(GOES13と15)
07/17 02時~09時(UTC)にかけて、激しい反応がありました。
27時間後は07/18 05~12時、31時間後は07/18 09~16時(JST)となります。
上記時間帯の前後は念のためご注意ください。

●プロトン
ほぼ通常のレベルに戻りつつありましたが、07/17 15時(UTC)頃から急上昇しています。
こちらはM1.7の影響だと思います。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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