太陽フレアと黒点数(2012年08月26日更新)

■リーマンさんより
●8月も油断せず(太古に因縁あり→ポリポリさんのまとめから過去記事読めます)
●太陽フレアの発生と地球上空の静止軌道電子の動きを月末まで監視しましょう。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
8/26
 — —
8/25
 11:03 C1.7
8/24
 — —
8/23
 — —
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 08月19日 67
 08月20日 52
 08月21日 64
 08月22日 65
 08月23日 49
 08月24日 69
 08月25日 70

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
08/19 sum24 Max5
08/20 sum17 Max3
08/21 sum09 Max3
08/22 sum08 Max2
08/23 sum16 Max3
08/24 sum16 Max3
08/25 sum18 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
25日は「やや静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
08/25 小潮(7.5:宵月)★切れ目★
08/26 小潮(8.5:九夜月)
08/27 小潮(9.5:十日月)
08/28 長潮(10.5:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
08/31 22時58分:○満月
09/07 15時00分:月の距離が最遠(1.052、40万4288km、視直径25.5’)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は70個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1552、1554です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
北半球の東端に新しい黒点群が出現しました。
1548はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
1546:(→)01→01個 [α→α]
1552:(→)01→01個 [α→α]
1553:(↑)01→03個 [α→β]
1554:(↑)11→09個 [β→β]
1555:(新)06個 [β] ※北半球東端
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少し上がりました。
フレアは黒点番号が振られていない、北半球のほぼ正面あたりにある活動領域で発生していますが、いずれも小さめなフレアです。
東端から回り込んできた新しい黒点群(1555)の向こう側にも活動領域があるようです。
北半球の東側から赤道付近にかけてフィラメントがあるようです。
引き続き全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
410km/s前後で推移していましたが、25日のお昼くらいから速度が上がり、一時600km/s前後まで速度があがりました。
現在は、500km/s前後で推移しています。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
全体的にギザギザして、所々極小さな反応があります。
08/25 10時(UT)前後に小さな反応が出ています。
時差含む27時間後は08/26 13時(JST)頃となります。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
08/25 09時(UT)以降、やや乱れがあります。

●静止軌道電子(GOES13と15)
08/25 02時(UT)以降、乱れが続いています。(大小含め、反応箇所が多いので、個別の注意時刻は割愛)
時差含む27時間後は08/26 05時(JST)となります。
大小含め、反応がいくつも出ているので、継続してご注意ください。

●プロトン
ほぼ通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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