太陽フレアと黒点数(2012年09月03日更新)

■リーマンさんより
●今週も防災意識
●【感謝想起】平日、出かける前の毎朝。
●茨城県の日立沖も注視しましょう。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
9/ 3
 11:39 C4.0
 10:46 C1.8
 07:17 C2.1
 02:59 C5.5 (1560)→09/04 09:59
9/ 2
 19:11 C3.1
 10:48 C2.9
 03:53 C2.2
 03:23 C2.9
9/ 1
 09:28 C3.4
 04:37 C8.4 (1563)
 01:04 C2.1
8/31
 23:06 C2.2
 18:04 C1.9
 16:12 C2.9
 09:22 C2.0
 06:28 C3.8
 04:43 C2.8
 03:59 C2.0
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 08月27日 85
 08月28日 73
 08月29日 95
 08月30日 118 ※
 08月31日 144 ※
 09月01日 120 ※
 09月02日 108 ※

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
08/27 sum06 Max2
08/28 sum02 Max1
08/29 sum05 Max1
08/30 sum02 Max1
08/31 sum01 Max1
09/01 sum07 Max3
09/02 sum16 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
02日は「やや静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
09/02 大潮(15.5:十六夜)
09/03 大潮(16.5:立待月)
09/04 大潮(17.5:居待月)
09/05 中潮(18.5:寝待月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
09/07 15時00分:月の距離が最遠(1.052、40万4288km、視直径25.5’)
09/08 22時15分:下弦
09/09 18時24分:月と準惑星ケレスが最接近(00゜33.8’)
09/13 02時28分:260P/2005 K3マクノート彗星が近日点を通過(周期7.1年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は108個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1560、1561、1562です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1560の磁場タイプはβγ型のままです。引き続き、要注意です。

[黒点数変化]
1553:(↑)08→05個 [β→β]
1554:(→)04→04個 [β→β]
1560:(↑)19→21個 [βγ→βγ] ※要注意
1561:(↑)02→02個 [β→β]
1562:(↓)04→03個 [β→β]
1563:(→)04→04個 [β→β]
1564:(↑)09→13個 [β→β]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より僅かに下がりましたが、高い状態です。
1553、1560、1560あたりで小さめなフレアが発生しています。
未明に発生したC5.5は1560が発生源です。正面やや西寄りにある黒点群なので念のためご注意ください。
1560の磁場タイプはβγ型のままです。引き続き全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
CME到着予測が1つ追加されました。

(1)
イベント発行日:2012年9月1日22:39:25.0 JST
CMEの到着時間:2012年9月3日04:21:49.0 JST
Arival時間信頼度レベル:± 6時間
外乱期間:12時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

(2)
イベント発行日:2012年9月3日05:29:13.0 JST
CMEの到着時間:2012年9月5日12:52:27.0 JST
Arival時間信頼度レベル:± 6時間
外乱期間:9時間
外乱期間信頼度レベル:± 8時間

■太陽風■
引き続き、300km/s前後と低速な状態です。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
極端な反応は出ていませんが、09/02 17時(UT)にかけて下降しており、18時前後(UT)に小さな反応が出ています。
時差含む27時間後は09/04 21時(JST)となります。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
09/02 08時(UT)以降、乱れがあります。

●静止軌道電子(GOES13と15)
09/02 01時(UT)くらいから継続して大小いくつも反応が出ています。(反応箇所が多いので個別の注意時間は割愛)
時差含む27時間後は09/03 04時(JST)となります。これ以降の時間は念のためご注意ください。

●プロトン
高レベルな状態は継続中です。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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