太陽フレアと黒点数(2013年08月22日更新) ※CME到着予測あり

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■8月の特異日■
画像へのリンク

■太陽フレア■(JST)
8/22
 — —
8/21
 16:25 C2.2
8/20
 10:24 C1.8
8/19
 18:11 C2.2
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 08月15日 129 ※(2日目)
 08月16日 104 ※(3日目)
 08月17日 96
 08月18日 134 ※(1日目)+38
 08月19日 161 ※(2日目)+28
 08月20日 115 ※(3日目)-46
 08月21日 149 ※(4日目)+34
※ここ数日、黒点数の増減がやや激しい

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
08/15 sum20 Max3
08/16 sum24 Max4
08/17 sum11 Max2
08/18 sum07 Max2
08/19 sum05 Max2
08/20 sum04 Max3
08/21 sum28 Max5
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
21日は「擾乱」でした。

※国分寺、山川にスポラディックE層あり(11:45時点)

■潮の切り替わり■
08/22 大潮(15.2:十六夜)
08/23 大潮(16.2:立待月)
08/24 大潮(17.2:居待月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
08/23 16時01分:79P/デュトワ・ハートレー彗星が近日点を通過(周期5.1年)
08/28 18時35分:下弦
08/30 02時02分:月が最北(赤緯+19゜48.2’)
08/31 08時46分:月の距離が最遠(1.053、40万4881km、視直径29.5’)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

☆SEESは接続できるようになったら復活させます

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が3つカウントされました。黒点数は149個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1823です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1820はβγ型のままです。更に発達してきています。要注意(南半球西側)
1827はβ型に戻りました。
1817は西へ没しました。
北半球西端に1829、南半球西側に1830、北半球西側に1831がカウントされました。
東端(まだ向こう側)に新しい活動領域があるようです。

[黒点数変化]
1818:(↑)02→01個 [α→α]
1820:(↑)10→15個 [βγ→βγ] ※要注意
1823:(→)05→05個 [β→β]
1824:(↓)03→01個 [β→α]
1825:(↓)12→05個 [β→β]
1827:(↓)07→08個 [βγ→β]
1828:(↓)06→03個 [β→β]
1829:(新)05個 [β] ※北半球西端
1830:(新)03個 [β] ※南半球西側
1831:(新)03個 [β] ※北半球西側
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日と同じくらいです。
フレアは小さめなものが1817と新しい活動領域(北半球東側、東端)で発生しています。
1820はβγ型のままですが、1827はβ型に戻りました。大きく目立つ黒点群はありませんが、小さな黒点群がたくさんあります。
南半球で発生したフィラメントの噴出に伴うCMEは地球へ向かっているようです。ご注意ください。
(シミュレーション動画を見ると、直撃コースの模様)
引き続き、全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
フィラメントの噴出によるCMEと思われる到着予測が追加されました。
(1)
イベント発行日:2013年8月20日17:02:30.0 JST
CME到着時間:2013年8月23日09:11:03.0 JST
到着時間信頼レベル:± 6時間
外乱時間:23時間
外乱期間の信頼レベル:± 8時間

(2)
イベント発行日:2013年8月21日20:28:57.0 JST
CME到着時間:2013年8月24日08:59:11.0 JST
到着時間信頼レベル:± 6時間
外乱時間:20時間
外乱期間の信頼レベル:± 8時間

■太陽風■
430km/s前後で推移していましたが徐々に上がり、一時520km/s前後まで上がりました。
現在はやや下がり、480km/s前後で推移しています
磁場は南北に細かく振れています。
赤道付近やや西に南北に伸びるコロナホールがあります。こちらの影響は23~24日にかけて届く模様

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。
※JAXAのチャート、接続できない状態が続いているので一旦外します。

●静止軌道電子(GOES13と15)
UTで08/21 前後に急激な落ち込みがあり、その後乱れが続いています。
CME到着予測が出されています。継続してご注意ください。

●プロトン
UTで08/21になる前後から上昇しました。ピークは越えましたが、まだ少し高いです。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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