太陽フレアと黒点数(2014年02月26日更新) ※昨日大規模発生

まとめ報告です。

※JAXAのチャートは、01/27 10時以降、2月末頃までサーバの一部機能が停止するそうです。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■2月の特異日■
画像へのリンク
※画像リンク差し替えました(02/02)

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
2/26
 — —
2/25
 23:53 C5.7
 15:16 C4.5
 13:26 C5.1
 09:39 X4.9 ★(1990) →02/26 16:39
 06:23 C5.1
 00:38 C2.4
2/24
 23:37 C5.0
 21:00 M1.3 ☆(1982)→02/26 04:00
 20:03 M1.2 ☆(1990)→02/26 03:03
 12:31 C2.4
2/23
 21:07 C3.3
 20:41 C2.7
 14:48 M1.1 ☆(南半球東端)
 14:00 C3.0
 00:20 C7.5
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 02月19日 123 (※19日目)
 02月20日 140 (※20日目)
 02月21日 152 (※21日目)
 02月22日 179 (※22日目)
 02月23日 185 (※23日目)
 02月24日 205 (※24日目)
 02月25日 157 (※25日目) ※前日差-48個

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
02/19 sum31 Max6
02/20 sum30 Max6
02/21 sum15 Max3
02/22 sum18 Max3
02/23 sum18 Max3
02/24 sum07 Max2
02/25 sum06 Max4
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
25日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■
02/26 若潮(26.2:有明月)
02/27 中潮(27.2:有明月)
02/28 中潮(28.2:晦日月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
02/28 04時51分:月の距離が最近(0.938、36万0440km、視直径33.1’)
03/01 14時36分:296P/ギャラッド彗星が近日点を通過(周期6.6年)
03/01 17時00分:●新月
03/03 18時41分:294P/リニア彗星が近日点を通過(周期5.7年)
03/07 22時04分:52P/ハリントン・エーベル彗星が近日点を通過(周期7.6年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

※JAXAはメンテナンス中

■黒点数など■
黒点数は157個です。100個超え25日目。前日差-48個。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1986、1987です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1982、1987の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
1984が再びカウントされました。
※昨日のX4.9の発生源は1990のようです。

[黒点数変化]
1981:(→)34→14個 [β→β]
1982:(→)68→43個 [βγ→βγ] ※南半球西側
1984:(再)02個 [α] ※南半球西側
1986:(→)19→10個 [β→β]
1987:(↓)15→09個 [βγ→βγ] ※南半球東側
1989:(↓)07→07個 [β→β]
1990:(→)02→02個 [α→α]
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日とほぼ同じくらいです。
昨日のX4.9は1990が発生源のようです。現時点でCME到着予測は出されていませんが、直撃ではないようなので、予測は出されないかも。
CME到着予測は出されていませんが、シミュレーション動画を見ると影響の端っこは地球へ届くようです。ご注意ください。
Spaceweather.comによると、この1990は活発だった1967が再度回り込んできたもののようです。黒点リストの情報は小さな値ばかりですが、端っこにあって全体が見えていないが故だと思います。今後、要警戒。
1982も1987も複雑な磁場タイプを保っています。引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

■CME到着予測■
現時点ではありません

■太陽風■
470km/s前後で推移していましたが徐々に下がり、現在は360km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に振れています。
※赤道をはさんで南北に伸びるコロナホールが東側にあります。こちらの影響は、02/28~03/01にかけて届く模様

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
概ね穏やかな動きです。
X4.9の影響が届くとチャートに乱れが出るかも。継続してご注意ください。

●プロトン
上昇中。

※JAXAのチャートは2月末くらいまでメンテナンスです。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

コメント