太陽フレアと黒点数(2014年02月28日更新) ※チャートが乱れ始めました

まとめ報告です。

※JAXAのチャートは、01/27 10時以降、2月末頃までサーバの一部機能が停止するそうです。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■2月の特異日■
画像へのリンク
※画像リンク差し替えました(02/02)

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
2/28
 11:22 C2.6
 09:43 M1.1 ☆(1991) →03/01 16:43
 07:00 C4.2
 06:32 C3.6
2/27
 21:23 C6.8
 19:41 C5.7
 18:48 C3.1
 17:33 C2.1
2/26
 23:45 M1.1 ☆(南半球西側) →02/2/ 06:45
 12:37 C3.0
2/25
 23:53 C5.7
 15:16 C4.5
 13:26 C5.1
 09:39 X4.9 ★(1990) →02/26 16:39
 06:23 C5.1
 00:38 C2.4
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 02月21日 152 (※21日目)
 02月22日 179 (※22日目)
 02月23日 185 (※23日目)
 02月24日 205 (※24日目)
 02月25日 157 (※25日目) ※前日差-48個
 02月26日 197 (※26日目) ※前日差+40個
 02月27日 227 (※27日目)

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
02/21 sum15 Max3
02/22 sum18 Max3
02/23 sum18 Max3
02/24 sum07 Max2
02/25 sum06 Max4
02/26 sum02 Max1
02/27 sum20 Max5
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
27日は「やや擾乱」でした。

■潮の切り替わり■
02/28 中潮(28.2:晦日月)
03/01 大潮(29.2:朔)【新月】
03/02 大潮(00.8:既朔)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
02/28 04時51分:月の距離が最近(0.938、36万0440km、視直径33.1’)
03/01 14時36分:296P/ギャラッド彗星が近日点を通過(周期6.6年)
03/01 17時00分:●新月
03/03 18時41分:294P/リニア彗星が近日点を通過(周期5.7年)
03/07 22時04分:52P/ハリントン・エーベル彗星が近日点を通過(周期7.6年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

※JAXAはメンテナンス中

■黒点数など■
黒点数は227個です。100個超え27日目。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1987、1989、1992です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1982の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
1987の磁場タイプが再びβγ型に戻りました。要注意。
1990の磁場タイプはβδ型のままです。要警戒。(スミマセン、昨日βγと書きましたが正しくはβδです)

[黒点数変化]
1981:(↓)13→07個 [β→β]
1982:(→)33→32個 [βγ→βγ] ※南半球西端
1984:(↑)08→09個 [β→β]
1986:(↓)13→11個 [β→β]
1987:(→)14→16個 [β→βγ] ※南半球正面やや西
1988:(再)10個 [β→β] ※南半球西側
1989:(↑)02→03個 [β→α]
1990:(↑)03→07個 [βδ→βδ] ※南半球東側
1991:(↑)04→11個 [β→β]
1992:(↑)03→04個 [β→β]
1993:(↑)04→07個 [β→β]
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日と同じくらいです(少し増加傾向)。
02/28 で日付が変わった頃から、チャートに乱れが出始めました。X4.9伴う乱れだと思います。ご注意ください。
1982はβγ型のままで、あと数日で西へ没しますが、1987の磁場タイプが再びβγ型になりました。
昨日、βγと書いた1990ですが、βδの誤りでした。すみません。1990はより複雑な磁場を持つため、やはり今後も要警戒だと思います。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

■CME到着予測■
現時点ではありません

■太陽風■
360km/s前後で安定した推移でしたが、02/27 16時(UT)くらいから速度が一段上がり、現在は480km/s前後で推移しています。
磁場は、南に振れていましたが、現在はやや北に振れています。
※赤道をはさんで南北に伸びるコロナホールの影響は、02/28~03/01にかけて届く模様

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
穏やかな推移が続いていましたが、02/27 15時(UT)以降、乱れ出しました。
乱れは続いています。ご注意ください。

●プロトン
徐々に下がってきていますが、ここ数時間では少し上がり気味。
通常のレベルに戻るにはもう少しかかりそう。

※JAXAのチャートは2月末くらいまでメンテナンスです。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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