太陽フレアと黒点数(2014年07月14日更新) ※CME影響下

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■7月の特異日■
画像へのリンク
※06/30 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
7/14
 — —
7/13
 17:41 C6.5
7/12
 23:00 C4.6
 16:10 C2.5
 15:05 C1.9
 08:05 C2.5
7/11
 09:39 C4.6
 07:29 M1.5 ☆(2106) →07/11 14:29
 05:59 C7.4 (2113)
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 07月07日 197 ※9日目 ※前日差-59個
 07月08日 209 ※10日目
 07月09日 183 ※11日目
 07月10日 159 ※12日目
 07月11日 166 ※13日目
 07月12日 145 ※14日目
 07月13日 102 ※15日目 ※前日差-43個

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
07/07 sum12 Max3
07/08 sum09 Max2
07/09 sum10 Max2
07/10 sum12 Max3
07/11 sum08 Max2
07/12 sum10 Max3
07/13 sum06 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
13日は「静穏」でした。

※11時現在、国分寺、山川、沖縄にスポラディックE層あり
→山川、値やや高め

■潮の切り替わり■
07/14 大潮(16.8:居待月)
07/15 大潮(17.8:寝待月)
07/16 中潮(18.8:更待月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
07/19 11時08分:下弦
07/20 22時27分:106P/シュスター彗星が近日点を通過(周期7.3年)
07/25 02時06分:P/2003 O3リニア彗星が近日点を通過(周期5.5年)
07/27 07時42分:●新月
07/28 12時28分:月の距離が最遠(1.058、40万6567km、視直径29.6’)【本年最遠】

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は102個です。100個越え15日目。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は2113,2114,2117です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2108の磁場タイプはβγ型のままです(もうすぐ西へ没します)。
2104、2106は西へ没しました。
2116はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
2107:(→)01→01個 [α→α]
2108:(↓)15→09個 [βγ→βγ] ※南半球西端
2109:(→)19→09個 [β→β]
2111:(↑)09→05個 [β→β]
2113:(↑)08→09個 [β→β]
2114:(↑)08→08個 [β→β]
2117:(↑)04→02個 [β→β]
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より下がっています。
フレアは西端(もう向こう側?)の領域(2108か2109あたり)で発生していますが、いずれも小さ目なフレアばかりです。
大きい黒点群は、2109を残すのみで、あとは西へ没しました。
現在CMEの影響下にあるようです。ご注意ください。
引き続き全体を注視したいと思います。
※Spaceweather.comのフレア予測はXクラス10%、Mクラス60%です。
※フィラメントにも引き続き注意。

■CME到着予測■
イベント発行日:2014年7月10日06:26:35.0 JST
CMEの到着時間:2014年7月13日22:46:36.0 JST
到着時間信頼水準± 6時間
外乱時間:28時間
外乱期間信頼水準± 8時間
磁気圏スタンドオフ距離:6.4 R E
※現在、影響下。抜けるのにはもう少しかかるかも。

■太陽風
360km/s前後で推移していましたが徐々に下がり、現在は320km/s前後で推移しています。
磁場は南に振れたり北に振れたりしていましたが、現在はやや北寄り

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
>=2MeVのラインは、断続的な乱れが続いています。
>=0.8MeVのラインはガタガタしていますが、大きな反応、乱れは出ていません。

●プロトン
通常のレベルです

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
概ね穏やかな推移になってきました。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
概ね穏やかな推移になってきました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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