太陽フレアと黒点数(2025年11月23日更新)

本日のまとめ:南半球東端から回り込んできた4291がやや活発なようです。黒点数は074、地磁気はSum 13 前後。詳報は各セクションへ。

黒点・地磁気ダイジェスト

黒点数推移

日付 黒点数
11月16日 066
11月17日 045
11月18日 066
11月19日 060
11月20日 051
11月21日 075
11月22日 074

地磁気[柿岡]

日付 Sum Max
11/16 26 5
11/17 13 2
11/18 04 1
11/19 04 1
11/20 11 2
11/21 14 3
11/22 13 2

※更新時の値。後から修正されることがあります。

地磁気K指数(柿岡、過去7日間・3時間値・JST)

※3時間ごとのK指数(JST, 過去7日分)。色分けはNICTのアラートレベルに準拠。

太陽フレア

フレア一覧(全件 / JST)

日付 時刻 規模 領域 備考
11月23日 03:50 C6.3 4291
11月22日 23:10 C2.0 4291
20:42 C4.8 4291
10:03 C2.3 4290
07:30 C2.1 4290
11月21日 22:23 C3.8 4290
11月20日 18:59 C2.3 南半球東側
11月19日 18:30 C9.9 北半球東端
11月18日 14:30 C1.5 4284
11:58 C2.2 4284
08:01 C1.6 4284
01:51 C5.5 4284
11月17日 15:43 C2.3 4284?
10:24 C7.5 4284
06:39 C3.8 4274
04:44 C5.0 4284
03:53 C3.9 4284
11月16日

太陽画像

フレアチャート(X線)

goes x ray flux 1 minute

出典:SWPC / GOES(クリックで原寸または元画像)

フィラメント・コロナ

太陽外観図(NOAA)※予報官さんの手書き

出典:SDO / SOHO 他

SDO可視光(黒点番号入り)

黒点分布(SDO)

出典:SDO / HMI。クリックで原寸表示。

黒点群の動向

黒点群 Extent Count Area 磁場タイプ 備考
4284 08→04 08→02 030→030 β→β 南半球西端
4287 01→02 01→01 020→050 α→α 北半球東側
4288 02→03 01→01 030→120 β→β 北半球東側
4289 01→01 01→01 010→020 α→α 南半球東側
4290 02→03 03→03 040→120 β→β 南半球東側
4291 新:05 6 120 β 南半球東端

※Area:黒点群の面積 Extent:東西の広がり Count:黒点数
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

衛星・チャート

静止軌道電子・プロトンなど

GOES Electron Flux(電子)

GOES電子フラックス(NOAA)

※電子の増減傾向を確認。上昇時は衛星通信などへ影響することがあります。

GOES Proton Flux(陽子)

GOES プロトンフラックス(NOAA)

※プロトンの上昇は放射線イベントを示す場合があります。

スポラディックE層(foEs)

latest foEs

出典:NICT / ほか(クリックで原寸)。※エコーが強いときは短波伝搬に影響。

太陽風

Solar Wind(太陽風チャート)

リアルタイム太陽風(NOAA)

出典:NOAA / SWPC(クリックでリアルタイムチャート)

概況

420km/s前後から一時360km/s前後まで下がりましたが、現在400km/s前後で推移しています
磁場は南北に振れています

※磁場が南向きに強く振れると磁気嵐の要因になります。

潮汐・天文

潮の切り替わり

  • 11/21 大潮(00.8:既朔)
  • 11/22 大潮(01.8:三日月)
  • 11/23 大潮(02.8:夕月)

※()内は月齢と呼称

天文現象(AstroArts)

  • 11/23 02時:210P/クリステンセン彗星が近日点を通過(周期5.6年)
  • 11/23 17時:C/2025 R1アトラス彗星が近日点を通過
  • 11/24 08時:P/2015 TO19レモン・パンスターズ彗星が近日点を通過(周期9.7年)
  • 11/28 15時59分:上弦

出典:AstroArts

地震モニタ

日本の地震画像(Hi-net)+USGS(クリックで展開)

日本全域の最新地震分布(広域)

日本全域の最新地震分布

北海道の最新地震分布

東北から関東の最新地震分布

東海から中四国までの最新地震分布

近畿から九州までの最新地震分布

日本全域の最新地震分布(気象庁)

世界最新地震分布(USGS)

※Hi-net画像:防災科研。USGSは世界のM3+(画像クリックで原寸・元ページ)

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