太陽フレアと黒点数(2025年12月08日更新)※中規模太陽フレア&CME到着予測あり

本日のまとめ:中規模(M級)フレアが4294(南半球西側)、4299(北半球西寄り)で継続。黒点数は133、地磁気はSum 11 前後。フレアに伴うCME到着予測がいくつか出ています。詳報は各セクションへ。

CME到着予測

  • 12/08 06時頃~12/08 20時頃(M6.0)
  • 12/08 06時頃~12/08 22時頃(噴出)
  • 12/08 10時頃~12/09 00時頃(噴出)
  • 12/09 00時頃~12/11 00時頃(M1.1)
  • 12/09 04時頃~12/10 00時頃(M8.1)

※推定時間帯。前後にずれる可能性があります。

黒点・地磁気ダイジェスト

黒点数推移

日付 黒点数
12月01日 175
12月02日 177
12月03日 238
12月04日 176
12月05日 133
12月06日 129
12月07日 133

地磁気[柿岡]

日付 Sum Max
12/01 17 3
12/02 12 3
12/03 24 5
12/04 26 4
12/05 20 3
12/06 20 3
12/07 11 2

※更新時の値。後から修正されることがあります。

地磁気K指数(柿岡、過去7日間・3時間値・JST)

※3時間ごとのK指数(JST, 過去7日分)。色分けはNICTのアラートレベルに準拠。

太陽フレア

フレア一覧(全件 / JST)

日付 時刻 規模 領域 備考
12月8日 10:39 C2.7 4294
09:33 M2.0 4294
08:56 M2.4 4299
07:56 C3.7 4296
07:32 C6.7 南半球西側
06:17 C5.4 4294
05:41 C6.3 4298
04:04 C3.7 南半球西側
02:23 C4.9 南半球西側
12月7日 22:22 C3.4 4294
20:53 C7.5 南半球西側
19:11 C2.7 4294
18:52 C3.3 4296
18:33 C2.8 4296
16:57 C3.4 4296
16:33 C4.4 4294
05:31 M8.1 4299
04:01 M1.1 4299
12月6日 18:38 C3.6 4294
11:58 C6.4 4294
10:15 C5.7 4297
07:39 C5.2 4299
05:01 C3.8 4296
01:16 C4.3 4294
12月5日 10:45 C7.3 4299
09:04 C3.9 4296
08:13 C6.8 4296
04:02 C3.6 4298
03:01 C3.8 南半球東寄り
12月4日 11:39 M6.0 4300
09:11 C9.2 4296
07:44 C4.1 4298
06:28 C3.9 4299
12月3日 23:06 C3.9 4298
21:30 C5.4 4288
12:50 C2.8 4299
10:22 C4.1 4299
08:45 C4.3 ?
05:31 C5.4 4288
02:38 C4.0 4298
12月2日 23:06 C3.5 4298
21:12 C2.8 4294
14:16 C3.9 4296
12月1日

太陽画像

フレアチャート(X線)

goes x ray flux 1 minute

出典:SWPC / GOES(クリックで原寸または元画像)

フィラメント・コロナ

太陽外観図(NOAA)※予報官さんの手書き

出典:SDO / SOHO 他

SDO可視光(黒点番号入り)

黒点分布(SDO)

出典:SDO / HMI。クリックで原寸表示。

黒点群の動向

黒点群 Extent Count Area 磁場タイプ 備考
4294 19→19 32→34 850→800 βγδ→βγδ 南半球西側
4295 02→01 03→01 030→010 β→α 北半球西側
4296 11→11 08→12 660→680 β→β 南半球西寄り
4298 04→02 01→01 110→120 α→α 南半球西側
4299 07→07 10→10 210→220 βδ→βδ 北半球西寄り
4300 02→02 02→01 020→010 β→α 北半球西寄り
4301 03→03 03→03 060→060 β→β 南半球没
4303 新:04 4 030 β 南半球東側

※Area:黒点群の面積 Extent:東西の広がり Count:黒点数
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

衛星・チャート

静止軌道電子・プロトンなど

GOES Electron Flux(電子)

GOES電子フラックス(NOAA)

※電子の増減傾向を確認。上昇時は衛星通信などへ影響することがあります。

GOES Proton Flux(陽子)

GOES プロトンフラックス(NOAA)

※プロトンの上昇は放射線イベントを示す場合があります。

スポラディックE層(foEs)

latest foEs

出典:NICT / ほか(クリックで原寸)。※エコーが強いときは短波伝搬に影響。

太陽風

Solar Wind(太陽風チャート)

リアルタイム太陽風(NOAA)

出典:NOAA / SWPC(クリックでリアルタイムチャート)

概況

610km/s前後で推移していましたが徐々に下がり、現在410km/s前後で推移しています
磁場は北より

※磁場が南向きに強く振れると磁気嵐の要因になります。

潮汐・天文

潮の切り替わり

  • 12/06 大潮(15.8:立待月)
  • 12/07 大潮(16.8:居待月)
  • 12/08 大潮(17.8:寝待月)

※()内は月齢と呼称

天文現象(AstroArts)

  • 12/08 18時:469P/パンスターズ彗星が近日点を通過(周期9.1年)
  • 12/12 05時52分:下弦
  • 12/17 15時09分:月の距離が最遠(1.057、40万6322km、視直径29.4′)
  • 12/19 13時:P/2019 S3パンスターズ彗星が近日点を通過(周期6.3年)
  • 12/20 08時:240P/ニート彗星が近日点を通過(周期7.6年)
  • 12/20 10時43分:新月
  • 12/21 01時:C/2025 L2マップス彗星が近日点を通過
  • 12/21 08時:P/1999 XN120カタリナ彗星が近日点を通過(周期8.6年)
  • 12/22 00時03分:冬至(太陽黄経270°、東京日出:06時47分、日入:16時32分)
  • 12/23 01時:235P/リニア彗星が近日点を通過(周期6.4年)
  • 12/25 21時:331P/ギブス彗星が近日点を通過(周期5.2年)
  • 12/27 19時:261P/ラーソン彗星が近日点を通過(周期6.5年)
  • 12/28 04時10分:上弦
  • 12/28 19時:C/2023 X2レモン彗星が近日点を通過

出典:AstroArts

地震モニタ

日本の地震画像(Hi-net)+USGS(クリックで展開)

日本全域の最新地震分布(広域)

日本全域の最新地震分布

北海道の最新地震分布

東北から関東の最新地震分布

東海から中四国までの最新地震分布

近畿から九州までの最新地震分布

日本全域の最新地震分布(気象庁)

世界最新地震分布(USGS)

※Hi-net画像:防災科研。USGSは世界のM3+(画像クリックで原寸・元ページ)

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