太陽フレアと黒点数(2011年06月24日更新)

■リーマンさんからの注意報■
「やはり千葉沖の海底に地磁気が大きいです」
「明日(21日)から、防災意識で静観しましょう。警戒すれば、消えることが分かっています。」
⇒ただし、注意報のまとめサイトからは消えています

■6月は「防災意識月間」です■

まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
6/24
 — —
6/23
 — —
6/22
 — —
6/21
 10:52 C7.8
6/20
 00:17 C4.7
6/19
 — —
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

[黒点数]
一週間の推移です。
 6月17日 65
 6月18日 67
 6月19日 47
 6月20日 43
 6月21日 57
 6月22日 44
 6月23日 47

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
6/17
 sum15 Max3
6/18
 sum3 Max1
6/19
 sum3 Max1
6/20
 sum10 Max2
6/21
 sum15 Max3
6/22
 sum12 Max2
6/23
 sum19 Max3

※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極て静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
23日は「やや擾乱」です。

黒点数に大幅な増減はありません。
太陽フレアの発生もありません。回り込んでくる黒点郡も今のところは無さそうですので、太陽の活動は静穏な状態で推移すると思います。

太陽風は600km/秒前半の高速状態が継続しています。
それに加え、今日はCMEの乱れが重なる可能性があります。
磁場強度が再び強まって強い南向きの磁場がやって来ると、高速風と重なって磁気嵐が発生するかもしれないそうです。

大きめの太陽フレアはありませんが、週末ですし、感謝想起・防災意識強化でお過ごしください。

生かして頂いてありがとう御座位ます

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。

コメント

  1. さらぱお より:

    彗星衝突?
    dorachiさん

    お世話様です。
    また、リーマンさんから新しい命題(?)が出て来ましたね。今度は彗星ですか?実は昨晩、色々とWebを徘徊しておりまして、ブック・マークしたサイトが本日の本家記事に紹介されていた「AstroArts」でした。偶然ですね。彗星については京大・柴田先生の「太陽の科学」P73~P75に「彗星の衝突とコロナの関係は?」とする箇所があります。大変印象的な記述でしたので、記憶にあったのですが、改めて読み直すと、

    (1)彗星が太陽にぶつかると、運動エネルギー(エネルギーの大量放出)だけで太陽フレアのエネルギーくらいになります
    (2)ただ(彗星が)コロナ内で蒸発するとエネルギーが大きいですから、コロナ質量放出になる可能性があります

    とする、気になる記述がありました。
    実際、彗星は割と頻繁に太陽に衝突し、一日数個くらいは太陽に落ちる、ともありますから、今回の命題は気になる盲点だったのかも知れませんね。LMSALのフレア・チャートを見ていると、ずっと安定していますので、これも逆に「そろそろ」と予感させる気になる部分です。継続して感謝想起で参りたい、と思います。

  2. dorachi より:

    さらぱお 様
    いつもお世話になっております。

    毎度有益な情報を色々ありがとうございます。

    彗星が太陽に影響を与えるなんて、目からうろこでした。
    自分的には、さらぱお様の「彗星は割と頻繁に太陽に衝突し、一日数個くらいは太陽に落ちる」というコメントが一番衝撃的でした。

    ヘンな場所に落ちてくれるなよ~と祈っちゃいますね。

    太陽の活動がおとなしすぎるのも気になりますが、個人的には千葉震源の地震が少なくなっているような気がして、何となく嫌な感じがあります。