[お知らせ]
本日、外出のため、夜遅い時間まで速報を流せません。
現状の黒点群ではXクラスの発生の確率はかなり低いと思いますが、何かあれば更新可能な時点で記事をUPします。
[リーマンさんより]
■平日の朝方の防災意識が大切■
まとめ報告です。
[太陽フレア](JST)
11/19
08:52 C2.1
03:56 C2.0
02:04 C2.8
11/18
15:46 C2.5
04:23 C3.7
03:17 C2.7
00:54 C2.0
11/17
22:52 C3.2
22:18 C2.4
16:05 C6.0
10:18 C2.7
08:39 C5.1
04:46 C5.2
03:50 C2.9
11/16
23:48 C7.9
22:27 C2.9
14:54 C4.1
13:41 C7.6
12:26 C3.1
11:54 C2.3
08:37 C2.5
07:28 M1.2 ☆(1339)
05:23 C7.8
01:26 C3.4
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源
[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
11月11日 127※
11月12日 155※
11月13日 142※
11月14日 176※
11月15日 137※
11月16日 126※
11月17日 122※
11月18日 137※
リストが長くなりすぎるので一週間表記に戻します
[地磁気]※UTC(協定世界時)です
11/11 sum2 Max1
11/12 sum7 Max2
11/13 sum3 Max1
11/14 sum0 Max0
11/15 sum9 Max3
11/16 sum3 Max1
11/17 sum3 Max1
11/18 sum3 Max1
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
18日は「極めて静穏」でした。
=======================================
Kakioka K-index on 18
=======================================
UT K Comments
00-02: 1 0: calm
03-05: 0 0: calm
06-08: 0 0: calm
09-11: 0 0: calm
12-14: 1 0: calm
15-17: 1 0: calm
18-20: 0 0: calm
21-23: 0 0: calm
=======================================
K-sum: 3
K-max: 1
=======================================
No Remarks※検証のために掲載
[天文現象]
11/19 00時09分:下弦
11/23 16時59分:P/2004 H3ラーセン彗星が近日点を通過(周期7.7年)
11/24 08時21分:月の距離が最近(0.936、35万9693km、視直径33.5’)
[静止軌道電子]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)
[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)
太陽東側、北半球(1355)に新しい黒点郡が回りこんできました。
黒点数は137個で、修正後の黒点数でカウントすると100個超え14日目です(リストが長くなり過ぎるので一週間表記に戻します)。
(中央付近にある黒点群は1346、1347、1350、1351です。←あくまで目安です)
現時点では注意が必要な磁場タイプを持つ黒点郡はありません。極端に黒点数が増減した黒点郡もありません。1346、1353、1354黒点群が活発なようです。引き続き注視したいと思います。
アチラには載せませんが・・・。
800,000 kmにも及ぶダークフィラメントが相変わらず北半球の中央~西側にかけて横たわってます。こちらにも注意が必要かも。
静止軌道電子のチャートは緩やかな上昇と下降しています。
プロトンは通常の範囲内だと思います。
⇒急激に上下しますので、正確な状況を把握したい場合は、チャート名をクリックしてリアルタイムのチャートを確認してください。
今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いてありがとう御座位ます
※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
コメント
ダークフィラメント
dorachiさん
御苦労様です。
>アチラには載せませんが・・・。
800,000 kmにも及ぶダークフィラメントが相変わらず北半球の中央~西側にかけて横たわってます。
そうなんですよね。
Space Weather.com報道でも結構長くこの記事は掲載されています。写真はこれです。
(短縮URL)
http://p.tl/lKri
でっ、80万キロメートルの【直感的】な長さ、大きさの概念ですが、色々と計算して見ますと、
(1) 地球の直径で63個分
(2) 地球と月の間の距離で、約2倍
です。(2)で考えると凄い長さがお分かり戴けるか、と思います。
このDark Filamentですが、この正体は【プロミネンス】です。よく日食の際に、太陽の縁から少し浮かんで(あるいは突き出して)赤く見える構造(=紅炎)がそうなんですが、実態は数千~1万度程度の冷たい(!)プラズマです。
これが太陽の表面上にくると黒い筋模様に見えるので【ダーク・フィラメント】と呼ばれている所以です。ある種の太陽の表面上に浮かぶ【プラズマの雲】なんですが、地球上の雲と違うのは【磁場】で浮かんでいる、ということです。
実はねこ好き元気さんが言及していた【ハイダーフレア】なんですが、SWの記事ではこの発生の可能性に言及していました。ハイダーフレアの発生構造については、まだ謎が多く、これを説明する記事やサイトがなかなか見つからないのですが、Xクラスフレアに相当する巨大なエネルギーが、突如として放出される可能性が言われています。むしろ、黒点群下で発生するフレアよりも、性質が悪いかも知れませんね。なぜならば【予想が不可能】だからです。
黒点数及び黒点形態への注意も必要ですが、今後はダークフィラメントの状況にも注意が必要になるでしょう。
以上、ご参考までです。
ダークフィラメント 2
今朝のSpace Weather.comにグルジアのアマチュア天文家が撮影した、という【ダークフィラメント】の写真が掲載されていました。
(短縮URL)
http://p.tl/uYPt
太陽表面上の磁場によって、雲上にプラズマが浮かんでいる様子が見て取れます。
コメント欄では「ここから明日以降、何がもたらされるかが楽しみ」的なことが書いてありますが、冗談じゃない、といった気分ではあります。以上、ご参考までになされて下さい。
さらぱおさん
本日の大きな地震はこのダークフィラメントのせいなのでしょうかね?いつから出ていたかわかりますか?
茨城震度5 (Unknown)
2011-11-20 11:51:46
Mフレアもなく静止起動電子のグラフが非常になだらかなので油断していました。この地震は何が決め手になったのでしょうか
。。。黒点です。
地磁気が滞積します。
とリーマンさんは言ってらっしゃいました。ご覧になりましたか?
拝復
ゆりあんさんへ
こんばんは。
このリーマンさんと本家登山者とのやり取りは拝見しています。ご質問についての回答は以下の通りです。
>いつから出ていたかわかりますか?
11/12のSDO衛星AIA193カメラが撮影した画像に太陽の北東端から見え始めています。
(宇宙天気ニュース11/12記事 / 短縮URL)
http://p.tl/R_ZI
記事の下方部にある写真をご覧ください。
尚、Space Weather.comの記事でこの話題が取り上げられたのは、11/17の記事でした。
http://p.tl/G9oP
>本日の大きな地震はこのダークフィラメントのせいなのでしょうかね?
これは分かりかねます。
しかし、次のことに注目していました。
ねこ好き元気さんが、柿岡のデータ異常について発言されていました。コメント欄の日付から推測して、11/16のデータのことだと考えました。その時の異常値は、次のものでしょう。
(地磁気速報値一日プロット : 11/16分短縮URL)
このうちの【KAK】と表示されているのが柿岡のデータです。
http://p.tl/3CVW
dorachiさんは「継続して見ていないので分からないが、機械の異常などではないか?」とコメントされていました。私も柿岡のデータは継続して見ていませんから、最初、その様に考えたのですが、上述のSpace Weather.comの記事中に【フィラメントの一部が11/16に一部噴火した】とあったので、すぐにKAKのデータを見直し、11/16の8:30~9:00(UST)の変化は、もしかしたら、この影響かな?と考えていました。
尚、11/16の【一部噴火】の正確な時間は、まだ分かっておりません。(故に、KAKのデータ異常がこの一部噴火に由来するものかどうかも、断定はできません)
しかし、以上の事実関係から、現在、Earthquakes.comで追いかけている、全世界的な地震発生の動きは、この【ダークフィラメント】の影響はあるかも知れない、とは秘かに考えていました。
この事は、太陽黒点以外の影響を原因とする、地震誘因の仮説にしか過ぎません。
しかし、たまたまdorachiさんが11/19記事で【あちらには書けませんが】と断りを入れながらダークフョラメントに言及していたので、秘かに考えていたことを、Space Weather.comの記事の紹介の形を借りながら、本コメント欄に「ご参考」という形で書いたのが真相です。
繰り返しますが、本日の茨城沖での地震が、このフィラメントが直接的に影響があったとすることは出来ません。
なぜならば、すでに書きました様に、地球と月の間の距離の約2倍の長さに渡る、巨大なダークフィラメントが、ピンポイントで茨城沖の地震のみを誘因するとは考えられないからです。
実際、この問題について回答すべきか否か、大変に躊躇しました。いくら慎重に言葉を選んで解説しても、時に受けて側は独自に解釈される場合がありますので。
以上が、今、私がわかる範囲でのお答えになります。ご参考までになされて下さい。
すみませんでした。
ダークフィラメントのせいか?なんて誰にもわかりませんよね。へんな質問で申し訳ありません。書いてから訂正を入れようとしましたが 間に合わず・・・
100越えは14日も続いて何がスイッチになったか誰もが不思議です。さらぱおさんの慎重な言葉通りです。
いろんなデータをありがとうございました。まずはお礼と地震被害がなかったことに感謝想起させて頂きます。
拝復
ゆりあんさんへ
>100越えは14日も続いて何がスイッチになったか誰もが不思議です。
【黒点数100個超え、連続5日間以上】のリーマンさん基準と申しますか、目安は、今も有効だとは思います。しかし、3/11以降は太陽のCycle 24の活動期は、ますます今後も活性化していくでしょうから【ステージが上がった】とお考えになれば良いのではないか? その様に私個人は解釈しています。
(短縮URL : 黒点数27日間プロット)
http://p.tl/Ol6z
2011/2/23からの週から、明らかに2010/1/14~2011/1/27までの一年間とは黒点数が変化してきていることが、見て取れますね。
2/23の週は3/11を含みます。
更に2011/8/31の週からは、また一段と黒点数が大幅に上昇しているのが分かります。
尚、ここで云う【週】とは27日間、即ち、太陽がぐるりと自転する周期のことです。
私が申上げた【ステージが上がった】というのは、この変化を指します。ですから、昨年までの1年間の変化と比較しても、あまり意味が無くなって来ている、と考えています。つまり、100個超えが、14日間以上続いたとしても、それは去年までの比較で【異常】に感じたり、違和感を覚えますが、それは意味が無くなっている、と個人的には思っています。
この【状態】がCycle24の下では、【通常】なことであり、当り前なことなのです。
ですから、今の状態に怯える必要は全く無いでしょう。確かに、これだけ黒点数が増えて来れば、眠気を感じたり、自動車の運転事故が増えたりすることでしょう。この事はリーマンさんも常に本家コメント欄で言及されていらっしゃいます。
従って、地磁気の溜まり具合も大きいでしょうし、それだけ下準備が揃っていれば、何かによって【誘因】されて地震や異常気象などが発生し易くなることでしょう。Mクラス以上のフレアが無くとも、ちょっとした変化で誘因されるのかも知れませんね。
それがダークフィラメントで発生し易くなる、と言われる【ハイダーフレア】かも知れませんし、何かであるかは正確には誰も分からない状態だろう、ということです。
従って、全然、へんなご質問でもなければ、ごく普通に疑問に感じられたことは、当然のことだと思います。
すでに私たちは【感謝想起】を教えられています。普通に生活し、感謝想起を怠らなければ、それで十分だと思っています。ゆりあんさんは、恐らく、土や自然に触れられる機会が多いことと思います。そのことは本当に羨ましい限りです。
さらぱお様
こんばんは。色々と情報をありがとうございます。お返事遅くなりましてスミマセン・・。
ダークフィラメント・・以前宇宙天気ニュースでフィラメントの噴出があって、これによってCMEが発生した、とあったのを記憶しています。
「何が地震の一番の原因か」分からないのでCMEが即地震に結びつくわけではないでしょうが、可能性の一つとして無視することは出来ないです。ということは、やはりダークフィラメントも注意すべき対象になるのかな、と。
さらぱお様もおっしゃるように、ダークフィラメントは黒点群よりもかなり厄介ですねぇ・・。黒点群なら磁場タイプや黒点数、大きさ等で危険度を予測できますが、フィラメントに限ってはいつ噴出が起こるか、予測不可能です・・。
んー・・実際問題、衛星画像を見ても「これがフィラメントだ」と明確に分かるものがどれなのか、よく分からないです。
AIA304・・?なのかなぁ・・。だとしたら太陽の東側にもフィラメントが縦に走っているような気が・・。
アマチュア天文家の方が撮った写真、思わずフェルトボールを思い出してしまいました。
柿岡のチャート・・・。地磁気のサイトの作りがあまり好きでない(分りづらい)ので毎日は見てないのですが、異常を検知するにはやはり毎日見ないとダメですね。やれやれ。
柿岡
こんばんは。私は京大のズラリと並ぶ地磁気データよりも、細かく一分単位で出されるデータの方をほぼ毎日重点を置いて観ています。実を言いますと、私個人の印象では最近の柿岡のデータは少し嫌な感じです。異常と言えば異常ですし、それが大したことないと言われたらそうかもしれませんが。
私は勘に従う方です。その勘に従えば、近頃は注意期間だなと感じています。本日の茨城での地震はかなり大きかったですね。サンゴさん御一家がご無事のようでしたので安堵致しました。他にも被害など少なく済んだようで本当に良かったです。
ダークフィラメントもそうですが、今上陛下が入院されているような事態でもあるので…。さらぱおさんならご存知かと思いますが、太陽系の地球以外の惑星にも磁気嵐等が認められてもいるようです。そして、ついに天王星にこれが確認されたという事実も気になっています。陛下のご容態はリーマンさん曰く御快復されるという事ですので、妙な心配は要らないと思いつつも、最大の心配りだけはさせて頂いておこうと思っております。日本語の妙は私は大切に思う方です。トンデモだと思われても仕方ないですが(^_^;)。つまり、それほど陛下は人類の盾になられておいでだと思っているわけです。
尚、飽くまでも私個人の考え方ですので、お読み頂いた方々を不安にさせてしまうような意図は全くありません。そこはどうぞご了承下さいませ。
RE : 柿岡
ねこ好き元気さんへ
こんばんは。
夕食後、仮眠を取り今日購入した新書2冊と統計学の読みかけの本を読んでいたところです。
もう、寝ますが。
さて、
>さらぱおさんならご存知かと思いますが、太陽系の地球以外の惑星にも磁気嵐等が認められてもいるようです。
はい、よく分かります。【彼】が気がついていないことに【CMEの行方】があります。何も太陽フレアは地球のみを直撃するのではないからです。例えば、
(短縮URL : NASA 11/17発生のCMEシミュレーション)
http://p.tl/yCdT
※但し、PCのみで再生可能
これは11/17に発生したCMEが金星を直撃する動画です。CMEは太陽から発せられた後に【無窮無辺】の宇宙に向かって飛び出して行きます。
この図式では最大、火星までしか描かれていませんが、放出されたプラズマや様々なエナジーは他の太陽系の惑星までにも影響する、と言われています。
【影響】よりも【干渉】かも知れませんが。
今次の木星や天王星での磁気嵐も、これらの影響(干渉)下にあるものと考えていました。
統計学では【重回帰】のことを考えていました。独立変数X1、X2・・・・・Xnであるそれぞれの太陽系の惑星は、上述する太陽から発せられる様々に放出されたエナジーの影響下に、その変化にはきっと相関性があるのだろう、と云う妄想です。きっと占星術の成り立ちは(詳しくはありませんが)こんな考え方ではないのかな、と想像していました。
しかし、唯一、何の干渉も影響も受けられないお方がいらっしゃる。なぜならば、そのお方は、北極星に直接的に連なっていらっしゃるものと想像するからです。
恐らく、貴女の仰る【盾】とは、この事を指すのではないか、と考えていました。
極めて示唆に富むお話を、有難うございました。