太陽フレアと黒点数(2012年01月11日更新)

[リーマンさんより]
●静止軌道電子の動きが停止した最後の時間帯に+15時間後。まだ動きは継続中。
●太平洋方面から伊豆・富士山、防災意識で静観。
●1月4日~11日は不安定日。(月重力ピークは8日~11日)。その次は、1月21日~から。※ただしどの月にも不安定日あり。
アメリカの地震予想サイトでは、東京中心地・名古屋東海・大阪という、日本の三大都市をピンポイントで最高の警戒水準に指定しています

まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
1/11
 10:39 C1.7
 08:58 C2.2
1/10
 05:00 C2.7
1/ 9
 — —
1/ 8
 22:10 C1.8
 14:56 C1.9
 12:21 C2.9
 11:03 C5.0

※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
 01月04日 101※
 01月05日 99
 01月06日 118※
 01月07日 110※
 01月08日 90
 01月09日 90
 01月10日 63

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
01/04 sum2 Max1
01/05 sum10 Max3
01/06 sum9 Max2
01/07 sum12 Max2
01/08 sum3 Max1
01/09 sum8 Max2
01/10 sum9 Max3
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
10日は「静穏」でした。

[天文現象]
01/13 00時05分:P/2006 T1レヴィ彗星が近日点を通過(周期5.3年)
    06時59分:78P/ゲーレルス彗星が近日点を通過(周期7.2年)
01/15 23時11分:P/2005 J1マクノート彗星が近日点を通過(周期6.8年)
01/16 18時08分:下弦
01/18 01時01分:小惑星(433)エロスが近日点通過、太陽からの距離1.13347天文単位(8.8等)
    02時28分:冬の土用(太陽黄経297゜)
    06時24分:月の距離が最近(0.962、36万9881km、視直径32.3’)
    13時44分:木星が東矩(光度-2.4等、視直径40.9″)

[静止軌道電子【GOES】]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

新しく出現した黒点郡はありません。本日の黒点郡は63個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点郡は1391です。←あくまで目安です。

1391黒点郡は昨日とほぼ同じ規模ですが磁場タイプをβ型に戻しました。
1393黒点郡は昨日と同じくらいの大きさで黒点数は少し減りましたが磁場タイプは要注意型のβγ型のままです。1393黒点郡は磁場タイプのわりにおとなしいです(C1程度のフレアを発生させているだけです)。
フレアのX線チャートのレベルもそれほど高くありませんが、フレア発生の間隔が少し短くなっているように思います。。
現時点ではフレアの活動は穏やかなようですが、いつ活発化してくるのか分かりません。引き続き全体を注視したいと思います。

太陽風の速度は少し高い状態が続いています。
南半球(まだ東側)にコロナホールがあるので、13~14日にかけて太陽風の速度が上がるかもしれません。
(太陽東側に南北にまたがるコロナホールがあるので、しばらく太陽風の速度がやや高い状態が続くかもしれません)

静止軌道電子(GOES)は、>=2MeVのラインも>=0.8MeVのラインもやや乱れがちに上下を繰り返しています。
JAXAのチャートは、現時点では激しい乱れはありませんが、昨日より少し乱れているようです。。
プロトンは正常範囲内だと思います。
⇒静止軌道系のチャートは急激に上下しますので、リアルタイムのチャートは別途ご確認ください

今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いて有り難うございます

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました

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