太陽フレアと黒点数(2012年03月24日更新) ■中規模太陽フレア発生

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
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まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
3/24
 04:33 M1.0 ☆(1445)⇒03/25 11:33
 01:15 C6.6
3/23
 — —
3/22
 — —
3/21
 21:37 C3.0
 08:41 C1.7
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※時間は31時間後の目安ですが注意時刻はJAXAチャートを確認して判断してください

[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
 03月17日 89
 03月18日 54
 03月19日 58
 03月20日 74
 03月21日 62
 03月22日 86
 03月23日 74

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
03/17 sum23 Max4
03/18 sum13 Max3
03/19 sum14 Max3
03/20 sum6 Max2
03/21 sum6 Max2
03/22 sum8 Max3
03/23 sum7 Max2
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
23日は「静穏」でした。

[天文現象]
03/26 15時00分:月の距離が最遠(1.056、40万5769km、視直径29.5’)
03/27 16時44分:金星が東方最大離角(46゜02.4’、光度-4.4等、視直径23.5″)

[静止軌道系チャート]

【携帯の方へ】
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称ク
リックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子【GOES】]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)
★青い縦線は、テスト信号等だと思います。

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[黒点数など]
新しい黒点郡が出現しました。本日の黒点数は74個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点郡は1438です。←あくまで目安です。

[黒点郡の動向]
1433、1435は西へ没しました。1442はカウントされなくなりました。
北半球の東側に1444黒点群が出現しました。
また、南半球の東側から1445黒点群が回り込んできました。1445黒点群は現時点では黒点数は4個ですが、かなり規模が大きいです。要注意だと思います。
1440の磁場タイプはβ型になりました。黒点数は8→2個へ減り。小さくなっています。
1434、1441、1443は黒点数も規模も昨日と同じです。
衛星画像を見ると、北半球東側(まだむこう側)にやや活発そうな活動領域があるようです。

[フレアの発生状況]
ようやくGOES15のチャートが復活しました。
フレアリストを見ると、東から回り込んできた南半球にある1445の活動がやや活発なようです。
今朝発生したM1.0のフレアの発生源は1445です。その直前のC6.6の発生源でもあります。大きな黒点群なので今後の活動には要注意だと思います。
引き続き、全体を注視します。

[CME到着予測]
今朝発生したM1.0は太陽の東端で発生しているので、地球への直接的な影響は殆どないと思います。
現在CMEの到着予想は出されていません。

[太陽風]
昨晩20時頃、420km/sくらいまで速度が上がりましたが、徐々に下がり、現在は360km/s前後で推移しているようです。

[衛星関連]
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ほぼフラットな状態が続いています。今朝M1.0が発生しているので、今後の推移に注意したいと思います。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
今朝4時くらいに少し反応がありました。チャートは少しギザギザしていますが、概ね穏やかな動きです。

●静止軌道電子(GOES13と15)
GOES15がようやく復活しました。やや高めに推移していたレベルも一段落ち着いたようです。
今日10時頃、少しチャートが跳ね上がりました。今後の動きに注意したいと思います。

●プロトン
通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net東日本地震分布(過去24時間) ※クリックで拡大

コメント

  1. T馬琴2号 より:

    dorachiさん
    私信を、深層に置いてきました。
    たまの休み、ゆっくりお休み下さい。

  2. dorachi より:

    馬琴どの
    了解しましたー。