太陽フレアと黒点数(2014年10月20日更新) ※大規模太陽フレア発生

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■10月の特異日■
画像へのリンク
※09/30 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
10/20
 11:24 C3.2
 10:58 C2.8
 09:50 C2.5
 08:52 C2.5
 02:20 C4.7
 00:50 C3.9
10/19
 21:07 C5.9
 20:14 C4.2
 13:05 X1.1 ★(2192)→10/20 20:05
 10:16 C5.7
 05:34 C3.7
 04:52 C6.7
 03:59 C3.9
 02:00 C2.7
 00:59 C2.6
10/18
 22:00 C2.6
 16:07 M1.6 ☆(2192)→10/19 23:07
 15:43 C3.7
 09:54 C5.0
 05:43 C1.9
 04:19 C6.3
 00:57 C2.3
 00:34 C6.7
10/17
 21:44 C3.7
 14:15 C4.6
 13:54 C6.6
 12:01 C3.9
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 10月13日 041
 10月14日 070
 10月15日 090
 10月16日 066
 10月17日 039
 10月18日 060
 10月19日 086

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
10/13 sum12 Max3
10/14 sum21 Max5
10/15 sum13 Max4
10/16 sum10 Max3
10/17 sum11 Max3
10/18 sum21 Max4
10/19 sum15 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
19日は「やや静穏」でした。

※12時現在、稚内、山川にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
10/20 長潮(25.9:有明月)
10/21 若潮(26.9:有明月)
10/22 中潮(27.9:暁月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
10/21 03時28分:70P/小島彗星が近日点を通過(周期7.1年)
10/24 06時57分:●新月(北アメリカで部分日食)
10/25 16時22分:C/2013 A1サイディングスプリング彗星が近日点を通過

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は86です。
現時点で地球の正面の黒点群は2193です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2192は発達し続けていて、βγδ型になりました。まだ東側にありますが要警戒。
北半球東寄りに2193がカウントされました。
北半球と南半球の東橋に新しい活動領域があります。

[黒点数変化]
2186:(↓)01→01個 [α→α]
2187:(↓)10→07個 [β→β]
2192:(↑)19→32個 [βγ→βγδ] ※南半球東側
2193:(新)06個 [β] ※北半球東寄り
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ–>

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日よりも少し上がり、高レベルな状態が続いています。
2192が非常に活発で、昨日、お昼過ぎにX1.1の大規模太陽フレアを発生させました。
この大規模太陽フレアによるCMEは発生していないとの事です。
2192は規模、黒点数ともに前日より発達してきています。現在、全てのフレアが2192で発生しています。
Spaceweather.comのXフレアの予測は20%に上がりました。衰えずに西へ回り込んでくると厄介です。
やっかいなのは2192だけでなく、フィラメントも。あちこちにフィラメントが浮いているのが見えます。こちらも要注意。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも継続して注意

■CME到着予測■
今のところはありません

■太陽風
一時、500km/s前後で速度にややバラ付がありました。現在、バラ付は収まっていて、460km/s前後で推移しています。
磁場は、小さかった南北の振れ幅が広くなってきています。
※北半球やや東寄りにコロナホールがあります。22日頃から影響が届く模様。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
10/19 02時、07時(UT)頃に強い反応がありました。
10/20 01時(UT)以降、乱れが出ています。ご注意ください。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
※データ欠落時間帯があるようです。
ギザギザしたラインですが、大きな乱れは出ていません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
10/19 14時(UT)頃にトゲのような反応があった後、19時(UT)頃に強い反応がありました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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