太陽フレアと黒点数(2014年10月24日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■10月の特異日■
画像へのリンク
※09/30 リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
10/24
 11:33 C4.2
 04:11 C3.3
 02:45 C5.9
 00:20 C4.6
10/23
 18:44 M1.1 ☆(2192)→ 10/25 01:44
 13:16 C3.7
 06:02 C6.5
 03:00 C9.5
 02:30 C5.5
 01:53 C5.8
 00:51 M1.4 ☆(南半球東端)→10/24 07:51
10/22
 23:02 X1.6 ★(2192)→10/24 06:02
 21:00 C3.2
 18:06 C4.6
 16:38 C3.3
 14:00 M2.7 ☆(2192)→10/23 21:00
 10:15 M8.7 ☆(2192)→10/23 17:15
 06:55 C3.4
 05:09 C6.6
 03:53 C4.0
10/21
 23:47 C7.5
 23:00 C5.7
 22:34 M1.2 ☆(2192)→10/23 05:34
 21:25 C4.5
 19:47 C6.3
 16:56 C3.0
 15:52 C2.9
 15:33 C3.6
 15:01 C5.7
 11:00 C4.2
 07:42 M1.2 ☆(2192)→10/22 14:42
 06:33 C4.5
 05:16 M1.3 ☆(2192)→10/22 12:16
 04:52 M1.7 ☆(2192)→10/22 11:52
 03:43 M1.4 ☆(2192)→10/22 10:43
 01:00 M4.5 ☆(2192)→10/22 08:00
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 10月17日 039
 10月18日 060
 10月19日 086
 10月20日 093
 10月21日 120 ※(01日目)
 10月22日 123 ※(02日目)
 10月23日 126 ※(03日目)

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
10/17 sum11 Max3
10/18 sum21 Max4
10/19 sum15 Max3
10/20 sum21 Max3
10/21 sum22 Max4
10/22 sum20 Max4
10/23 sum16 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
23日は「やや擾乱」でした。

■潮の切り替わり■
10/24 大潮(00.2:朔)
10/25 大潮(01.2:既朔)
10/26 大潮(02.2:三日月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
10/24 06時57分:●新月(北アメリカで部分日食)
10/25 16時22分:C/2013 A1サイディングスプリング彗星が近日点を通過
11/01 23時19分:135P/シューメーカー・レヴィ彗星が近日点を通過(周期7.4年)
11/03 09時29分:月の距離が最近(0.957、36万7879km、視直径32.5’)
11/03 19時32分:月が赤道通過、北半球へ

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は126です。
現時点で地球の正面の黒点群は2192です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2192はβγδ型のままです。西側です。影響が届きやすいので要警戒。
2193はβγ型のままです。要注意。
2195が発達してきています。
南半球東端に新しい活動領域があります。

[黒点数変化]
2187:(↓02→01個 [β→α]
2192:(↑)55→58個 [βγδ→βγδ] ※南半球西寄り
2193:(↑)11→08個 [βγ→βγ] ※北半球西端
2194:(↑)02→02個 [β→β]
2195:(↑)03→07個 [β→β]
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より少し下がりましたが、依然として高レベルな状態が続いています。
フレアは相変わらず2192と南半球東端の活動領域で発生していますが、個々のフレア強度は現時点では前日より弱くなってきています。
2192は少し規模が大きくなり、黒点数も少し増えています。
黒点群の活動からすると衰退がはじまったのかもしれませんが、活動が落ち着いたように見えた後に大きめのフレアを発生させるのはよくあることなので、引き続き要警戒。
Spaceweather.comのXフレアの予測は45%です(Mクラスは85%)。
フィラメントも相変わらず浮いています。引き続き全体を注視したいと思います。
※あちこちに浮いているフィラメントにも継続して注意

■CME到着予測■
今のところはありません

■太陽風
一時、400km/s前後まで下がりました。現在、420~440km/s前後で速度にバラつきがあります。
磁場は、南に振れたり、北に振れたりしています。
※画像をUPできませんでした

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
ややレベルが上がったまま、ガタガタゴツゴツしたラインが続いています。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
10/23 10時~14時(UT)にかけて少し反応がありました。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
10/23 14時、17時、19時(UT)に反応がありました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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