太陽フレアと黒点数(2014年12月28日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■12月の特異日■
画像へのリンク
※12/02リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
12/28
 — —
12/27
 14:48 C2.0 
 11:01 M2.2 ☆(2249)→12/28 18:01
 06:19 C2.3
 03:24 C3.9
 02:46 C6.5
 00:04 C3.7
12/26
 20:18 C2.4
12/25
 21:00 C4.4
 14:20 C4.0
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 12月21日 159 ※11日目 手計算
 12月22日 113 ※12日目 訂正が入りました
 12月23日 128 ※13日目
 12月24日 086
 12月25日 100 ※01日目
 12月26日 092
 12月27日 111 ※01日目

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
12/21 sum13 Max3
12/22 sum16 Max3
12/23 sum16 Max5
12/24 sum18 Max3
12/25 sum13 Max3
12/26 sum14 Max3
12/27 sum10 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
27日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■
12/28 中潮(06.1:弓張月)
12/29 小潮(07.1:宵月)【上限】
12/30 小潮(08.1:九夜月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
12/28 19時43分:287P/クリステンセン彗星が近日点を通過(周期8.5年)
12/29 03時31分:上弦
01/01 元日(初日の出:札幌07時06分、東京06時50分、大阪07時05分、福岡07時23分)
01/02 17時29分:C/2014 F2テナグラ彗星が近日点を通過
01/04 02時51分:月が最北(赤緯+18°40.0′)本年最北
01/04 15時19分:地球が近日点通過(0.9832774天文単位、1億4710万4780km、太陽視直径32′31.93″)
01/04 21時08分:C/2013 W2パンスターズ彗星が近日点を通過
01/05 13時53分:○満月
01/06 01時21分:小寒(太陽黄経285°)
01/07 C/2014 Q2ラヴジョイ彗星が地球に接近(0.47天文単位)
01/07 05時58分:C/2014 Q6パンスターズ彗星が近日点を通過(周期33.5年)
01/10 01時21分:C/2014 S1パンスターズ彗星が近日点を通過
01/10 03時18分:月の距離が最遠(1.055、40万5408km、視直径29.4′)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

※JAXAはサーバにつながりませんでした

■黒点数など■
新しい黒点群が2つカウントされました。黒点数は111個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2246,2247,2248です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2248、2249の磁場タイプはβγ型のままです。2248は発達してきています。要注意。
2241は西へ没しました。
2244、2245はカウントされなくなりました。
南半球東端から2251と2252が回り込んできました。(2251が内側)

[黒点数変化]
2246:(→)01→02個 [α→α]
2247:(→)01→02個 [α→α]
2248:(↑)05→18個 [βγ→βγ] ※南半球東寄り
2249:(→)08→12個 [βγ→βγ] ※南半球西端
2250:(↑)05→05個 [β→β]
2251:(新)01個 [α] ※南半球東端
2252:(新)01個 [α] ※南半球東端
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より下がっています。
2249と2248の磁場タイプはβγ型のままです。2248は黒点数を増やし規模も大きくなってきているので要注意かも。
M2.2によるCME等の情報はありません。
この中規模太陽フレア以降、太陽の活動はおとなしく、小さなフレアが2回、2248と2249で発生した程度です。
とは言え、複雑な磁場構造を持つ黒点群があるので油断禁物。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも継続して注意

■CME到着予測■
ありません

■太陽風■
480~500km/s前後で推移していましたが、徐々に下がり現在は380km/s前後で推移しています。
磁場は、南北に振れています。(現在はやや北寄り)

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
UTで12/27になった頃に少し反応がありました。ややガタガタしたラインですが、大きな反応や乱れは出ていません。

●プロトン
ほぼ通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
※サーバにつながりません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
※サーバにつながりません。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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