太陽フレアと黒点数(2015年03月16日更新)※フィラメントの噴出あり

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■03月の特異日■
画像へのリンク
※03/01リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
3/16
 08:09 M1.2 ☆(2297)→03/17 15:09
 07:43 C7.8
3/15
 20:26 C6.8
 10:15 C9.1 ☆
 09:18 C2.4
 07:56 C1.9
 05:33 C1.6
 03:37 C5.3
3/14
 22:22 C1.7
 20:42 C2.6
 16:56 C2.1
 13:22 M1.4 ☆(2297)→03/15 08:22
 10:39 C2.3
 06:58 C2.0
 05:34 C6.2
3/13
 20:07 C1.9
 19:42 C1.6
 16:32 C6.9
 14:41 M1.8 ☆(2997)→03/14 21:41
 12:46 M1.2 ☆(2997)→03/14 19:46
 08:24 C1.9
 07:55 C3.4
 07:32 C3.6
 07:10 C3.3
 06:40 M2.7 ☆(2297)→03/14 13:40
 05:24 C4.8
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 03月09日 29
 03月10日 42
 03月11日 42
 03月12日 56
 03月13日 87
 03月14日 56
 03月15日 54

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
03/10 sum08 Max2
03/11 sum18 Max3
03/12 sum18 Max4
03/13 sum09 Max4
03/14 sum07 Max2
03/15 sum07 Max2
03/16 sum14 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
16日は「やや静穏」でした。

■潮の切り替わり■
03/16 長潮(25.1:二十六夜)
03/17 若潮(26.1:有明月)
03/18 中潮(27.1:有明月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
03/20 04時38分:月の距離が最近(0.930、35万7584km、視直径32.4′)
03/20 18時36分:●新月(北極海方面で皆既日食、ヨーロッパで部分日食)
03/24 12時32分:44P/ラインムート彗星が近日点を通過(周期7.1年)
03/25 12時19分:P/2008 WZ96リニア彗星が近日点を通過(周期6.2年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
黒点数は54個です。
現時点で地球の正面の黒点群は2299,2301です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2297の磁場タイプはβγδ型のままです。要警戒。

[黒点数変化]
2297:(13→13)21→21個 [βγδ→βγδ] ※南半球西側
2299:(01→01)01→01個 [α→]
2301:(03→02)04→02個 [β→β]
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日と同等です。
2297の磁場タイプはβγδ型のままで、引き続き活発です。
2297でのフレアの発生件数がやや少なくなっていますが、長時間型のフレアを発生させたりしているためです。
昨日のC9.1の長時間タイプのフレアですが、フィラメントの噴出を伴っていたようです。
現時点でCME到着予測は出されていませんが、影響があるとすれば17日か18日にくらいに届きそう、との事。ご注意ください。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメントの噴出にも注意。

■CME到着予測■
今のところは、ありません

■太陽風■
一時、300km/sを切るまで下がりましたが、現在は340~350km/s前後で推移しています。
磁場は僅かに南寄りでしたが、北に振れた後、やや南に振れています。
※両極の東側にやや大き目なコロナホールがあります。こちらの影響が19~20日くらいから届き始めるかも。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
03/15 02時(UT)以降、06時(UT)頃まで強い反応がありました。
その後、03/15 11時(UT)頃にも反応があり、03/16 01時(UT)頃から再び強い反応があります。要注意。

●プロトン
03/15 06時(UT)くらいから上昇し、少し下がった後、現在横ばい。(C9.1のフレアによるものだと思います)

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
※一部データの欠落があります。やや幅の太いラインが続いています。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
03/15 11時(UT)頃から19時(UT)頃まで少し乱れがありました。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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