太陽フレアと黒点数(2015年12月30日更新)※CME到着予測2つ

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■12月の特異日■
画像へのリンク
※12/06リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
12/30
 05:06 C2.5
02:51 C1.5
12/29
 19:10 C6.9
 07:42 C2.8
 01:56 C4.1
 00:27 C7.5
12/28
 20:30 M1.8 ☆(2473)→12/30 03:30
12/28
 09:18 C8.0
 03:59 C2.8
12/27
 00:09 C4.1
12/26
 13:52 C7.8
 10:43 C1.6
 07:47 C3.0
 01:58 C6.9
12/25
 — —

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 12月23日 063
 12月24日 051
 12月25日 071
 12月26日 063
 12月27日 067
 12月28日 064
 12月29日 054

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
12/23 sum15 Max3
12/24 sum18 Max3
12/25 sum13 Max3
12/26 sum15 Max3
12/27 sum17 Max4
12/28 sum11 Max3
12/29 sum08 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
28日は「静穏」でした。
※11時半現在、山川にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
12/30 中潮(18.7:更待月)
12/31 中潮(19.7:宵月)
01/01 中潮(20.7:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
01/01 元日(初日の出:札幌07時06分、東京06時50分、大阪07時05分、福岡07時23分)
01/02 14時30分:下弦
01/02 20時53分:月の距離が最遠(1.052、40万4277km、視直径29.5′)
01/03 07時49分:地球が近日点通過(0.983304天文単位、1億4710万0176km、太陽の視直径32′32″)
01/10 10時31分:●新月

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

※JAXAはメンテナンス中(~01/04まで)

■黒点数など■
黒点数は54個です。
現時点で地球の正面の黒点群はありません。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
2473の磁場タイプはβ型になりました。β型ですが黒点数はまだ多いです。
南半球東端(まだ向こう側)に新しい活動領域があります。

[黒点数変化]
2472:(07→)08→個 [β→β]
2473:(16→)36→個 [βδ→β]
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日よりやや上がっています。
一昨日のM1.8以降、X線のレベルは下がり続けていますが、個々のフレア強度はやや高め。
フレアは、2472、2473で発生していますが、その殆どが2473で発生。。
M1.8に伴い、CME到着予測が出されています(Protonは下降に転じました)。
大晦日(早ければ日付が変わった頃から)影響が届き始めるかも。ご注意ください。
2473の磁場タイプはβ型になりましたが、Spaceweather.comのXクラスの発生確率は10%のままです。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※目立つフィラメントはありませんが、細かいものが浮いています。北半球ほぼ正面に少し長いフィラメントあり

■CME到着予測■
(1)
イベント発行日:2015 年12月29日05:49:36.0 JST
CMEの到着時間:2015 年12月31日00:59:28.0 JST
到着時間の信頼レベル:±6 時間
外乱所要時間:19時間
外乱期間信頼レベル:±8 時間

(2)
イベント発行日:2015 年12月28日18:40:11.0 JST
CMEの到着時間:2015 年12月31日03:26:17.0 JST
到着時間の信頼レベル:±6 時間
外乱所要時間:23時間
外乱期間信頼レベル:±8 時間

■太陽風■
※一部データが欠落した時間帯があります。
引き続き、400km/s前後で推移しています。
磁場は、僅かに南寄りでしたが、現在はやや北寄り
※北の極付近に大きなコロナホールがあります。
赤道やや南の東端に新しいコロナホールがカウントされました。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
大きな乱れや反応はありませんが、12/29 20時(UT)くらいに少し落ち込みがありました。
CMEの影響が早ければ今晩日付が変わった頃から届き始めるかもしれません。
チャートに乱れが出るようなら要注意。

●プロトン
12/28 14時(UT)くらいから上昇し、12/29 02時(UT)くらいからは下降に転じましたが、まだ通常のレベルではありません。

※JAXAはメンテナンス中(~01/04まで)

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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