太陽フレアと黒点数(2016年06月11日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■06月の特異日■
画像へのリンク
※06/01リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
6/11
 — —
6/10
 — —
6/ 9
 21:27 C1.5
6/ 8
 — —
6/ 7
 — —
6/ 6
 — —
6/ 5
 — —

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 06月04日 — ※無黒点(2日目)
 06月05日 — ※無黒点(3日目)
 06月06日 — ※無黒点(4日目)
 06月07日 012
 06月08日 015
 06月09日 022
 06月10日 028

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/04 sum04 Max2
06/05 sum23 Max4
06/06 sum23 Max4
06/07 sum11 Max2
06/08 sum03 Max2
06/09 sum03 Max1
06/10 sum11 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
10日は「やや静穏」でした。
※11:30現在、国分寺、山川、沖縄にスポラディックE層あり(稚内は不明)
→山川、非常に強い。沖縄、強め。

■潮の切り替わり■
06/11 中潮(06.0:弓張月)
06/12 小潮(07.0:宵月)【上弦】
06/13 小潮(08.0:九夜月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
06/11 09時14分:202P/スコッティ彗星が近日点を通過(周期7.3年)
06/12 17時10分:上弦
06/14 07時22分:P/2011 A2スコッティ彗星が近日点を通過(周期5.5年)
06/15 21時00分:月の距離が最遠(1.054、40万5024km、視直径29.5′)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は28個です。
現時点で地球正面の黒点群はありません。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
北半球東端から2553がカウントされました。
2552の磁場タイプはβδ型のままです。δ構造をもつので要警戒

[黒点数変化]
2552:(04→04)12→07個 [βδ→βδ] ※北半球西端
2553:(新:06)01個 [α] ※北半球東端
※()内:大きの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日よりやや上がっています。
フレアは2552と2553で発生していて、発生件数は前日より増えましたが今のところはリストへの掲載がない小さなフレアが中心です。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメント:北半球のフィラメントは西端へ移動。正面やや北に小さなフィラメントがあります

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
350km/s前後で推移していましたが徐々に上がり、現在は430km/sで推移しています。
磁場は、フラットに近かったのですが、北に振れたり南に振れたりしています。
※北半球のコロナホールは非常に大きくなりました。
赤道を挟んで東側にも細長いコロナホールがあります。12日頃から影響が届き始めるかも。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
概ね穏やかな推移でしたがUTで11日になった頃から急激に落ち込みました。
この後乱れが出るようなら要注意。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
穏やかな推移でしたが、06/10 11時(UT)くらいから幅のあるラインで推移しています。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
非常に穏やかな推移でしたが、06/10 12時(UT)くらいから所々小さな反応が出ています。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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