太陽フレアと黒点数(2016年11月29日更新)

11月21日の天文現象は、17:33 下弦の月。18:41に獅子座レグルスの南を通過。
現在月は獅子座方向にいて、21日の18:43頃には獅子座を抜けます。この時間帯も注意です。
過去の大地震発生時、月は、獅子座か牡牛座にいる時が多かったです。
* 11月21日は、夕方から静観。

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■11月の特異日■
画像へのリンク
※11/01リンク先を更新しました

※来月分(11/27追記)
12月分

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
11/29
 — —
11/28
 16:55 C1.4
11/27
 — —
11/26
 — —
11/25
 — —
11/24
 — —
11/23
 — —

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 11月22日 000 ※無黒点状態
 11月23日 011
 11月24日 012
 11月25日 012
 11月26日 013
 11月27日 031
 11月28日 044

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
11/22 sum19 Max4
11/23 sum11 Max2
11/24 sum24 Max5
11/25 sum30 Max5
11/26 sum20 Max3
11/27 sum19 Max3
11/28 sum11 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
28日は「やや静穏」でした。

■潮の切り替わり■
11/29 大潮(29.4:朔)【新月】
11/30 大潮(00.6:既朔)
12/01 大潮(01.6:三日月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
11/29 21時18分:●新月
12/02 04時57分:月が最南(赤緯-18°54.5′)
12/07 01時41分:大雪(太陽黄経255°)
12/07 05時08分:315P/ロニオス彗星が近日点を通過(周期11.2年)
12/07 18時03分:上弦
12/11 02時52分:C/2014 OE4パンスターズ彗星が近日点を通過
12/13 08時29分:月の距離が最近(0.933、35万8461km、視直径33.3′)
12/14 09時06分:○満月
12/15 01時33分:89P/ラッセル彗星が近日点を通過(周期7.3年)
12/15 06時38分:月が最北(赤緯+18°56.2′)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクでチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[Proton]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群がカウントされました。黒点数は44個です。
現時点で地球正面の黒点群は、2612です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
赤道付近(やや南)の東端(まだ向こう側)に新しい活動領域があるようです。
北半球東側に2614がカウントされました。

[黒点数変化]
2612:(04→04)06→04個 [β→β]
2613:(04→03)05→03個 [β→β]
2614:(新:04)07個 [β] ※北半球東側
※()内:大きの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より上がっています。
フレアは前日よりも強度を増しています。久々にリストへ掲載される規模のフレアも発生しました。
フレアは2611があった領域(北半球西端)と2612で発生しています。
引き続き、全体を注視したいと思います。
※フィラメント:北半球を中心に、フィラメントが多数浮いています。発達中なものもあり。今後要注意。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
540km/s前後で推移していましたが少し下がり、現在は470km/s前後で推移しています。
磁場は、南寄りで南北に振れています。

■コロナホール■
コロナホールはカウントされていません。
※現在、北半球にあったコロナホールの影響から、そろそろ抜けると思います

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください

●静止軌道電子(GOES13と15)
レベルは上昇したまま、大きな乱れ等はありませんでしたが、11/28 22時(UT)頃、小さなピンポイントの反応が出ました。

●プロトン
通常のレベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
所々小さなトゲのような反応はありますが、大きな乱れ等はありません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
レベルが少し上がった状態が続いています。所々極小さな反応はありますが、動き自体は概ね穏やかです。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)




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