太陽フレアと黒点数(2022年03月04日更新)※CME到着予測あり

まとめ報告です。

■過去地震のまとめ(tenki.jp・・・震度3以上表記)
tenki.jp(過去地震まとめ:震度3以上)

■tec map 赤くなったら数日は注意
GEONET 準リアルタイムGPS全電子数マップ
NASA TEC MAP
個人の方がまとめれていて見やすいです

■ぽりぽりさんの携帯版サイト
こちら

■3月の特異日■
画像へのリンク
※3/1リンク先を更新しました

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出 ※MAX
3/ 4
 06:46 C3.38(北半球東寄り)
3/ 3
 04:28 C2.0(南半球東端)
 02:31 M2.0(2958) ★
3/ 2
 18:07 C3.0(南半球東端)
 13:07 C1.9(南半球東端)
3/ 1
 — —
2/28
 18:03 C3.1(南半球東端)
 17:08 C1.3(南半球東端)
2/27
 15:18 C1.5(2957)
2/26
 06:15 C5.1(2957)

■黒点数■ 手計算
 02月25日 022
 02月26日 022
 02月27日 048
 02月28日 065
 03月01日 075
 03月02日 066
 03月03日 092
※NOAAの値です

■地磁気[柿岡]■※更新時の値です(後で値が変わる可能性があります)
02/24 sum07 Max2
02/25 sum11 Max4
02/26 sum00 Max0
02/27 sum19 Max4
02/28 sum13 Max3
03/01 sum11 Max2
03/02 sum02 Max1
03/03 sum08 Max2
活動:Sum 3≦10≦15≦21≦23
※03日は「静穏」でした
※スポラディックE層は画像を参照


■潮の切り替わり■(★:注意日)
03/04 大潮(01.4:既朔)
03/05 大潮(02.4:三日月)
03/06 中潮(03.4:夕月)★
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■・・・AstroArtsより
03/05 08時:9P/テンペル彗星が近日点を通過(周期5.6年)
03/10 19時45分:上弦
03/11 08時04分:月の距離が最遠(1.052、40万4268km、視直径29.5′)
03/18 12時:22P/コプフ彗星が近日点を通過(周期6.4年)
03/18 16時18分:満月(ワームムーン)
03/19 17時:230P/リニア彗星が近日点を通過(周期6.4年)

■静止軌道系チャート■
[goes-electron-flux]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[goes-proton-dynamic-plot]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が3つカウントされました。黒点数は92個です
現時点で地球正面の黒点群は2957,2958,2959,2961です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
2957の磁場タイプはβ型になりました。
南半球東寄りに2959、南半球東端に2960、南半球東よりに2961がカウントされました
2956はカウントされなくなりました

[黒点数変化]
2954:(01→01)01→01 [α→α] ※北半球西側
2955:(01→01)01→01 [α→α] ※北半球西側
2957:(12→08)10→07 [βγ→β] ※南半球東寄り
2958:(02→02)02→02 [β→β] ※北半球東側
2959:(新:01)01 [α] ※南半球東寄り
2960:(新:05)04 [β] ※南半球東端
2961:(新:05)06 [β] ※南半球東寄り
※()内:大きさの推移(端っこに来ると見えないので小さい値となります)
※[磁場タイプ]:単純β複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは前日より上がっています。
フレアは新しくカウントされた黒点群で発生しています
spaseweather.comのMクラスのフレア予測は15%に下がりました。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメント:巳は未半球東端と北半球西側、西端にフィラメントがあります

■CME到着予測■
CME到着予測がありました
→ 03/06 07時頃
→03/06 21時~03/07 02時頃

■太陽風■
一時360km/s前後まで下がりましたが徐々に上がり、現在460km/s前後で推移しています
磁場は南北に大きく振れています

■コロナホール■
南半球西よりにコロナホールがあります

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。

●静止軌道電子(GOES)
範囲内で動きあり

●プロトン
通常レベル

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布と気象庁・・・hi-netの小笠原のデータは掲載日がずれて反映されるようです(翌々日に掲載)。掲載されないものもあるようなので気象庁の画像も付けます






※テスト掲載(USGS:https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/map/ より)→回線の都合で画像更新できない場合があるかも

コメント

  1. Ю より:

    Unknown
    dorachiさん
    おはこんばちは〜(歳がバレるね!)
    10年以上もレポートをされているdorachiさんには到底敵わないですが、
    勝手に夜の部?をしております、Юです。

    さて、太陽黒点数の件です。

    dorachiさんのレポートの
    >03月01日 075
    こちらですが、SILS0のデータをご覧になられましたか?
    NICT宇宙天気予報は、SILS0のデータと書かれているので、そちらでしょうか?
    ちょうどこの日、SILS0では 75 だったんです、今はまた数字が変わっていますが。
    そしてこの日、N0AAはデータ更新がされていませんでしたので、もしかしたら?と思いまして。

    SILS0とN0AAの両方を半月ほど追ってみましたが、どうも黒点の数え方が違うようですね。
    SILS0は動的プレビューとのこと、同じ日付の黒点数が数日に渡って何度も変わるので、(その分正確なのかもしれませんが)、数値の落差から防災意識を喚起するには向いていないかもしれないと思いました。

    FAQ & News > SSN FAQ
    Why is the International Sunspot Number always lower than simultaneous Wolf numbers published by other sources ? (The 0.6 factor)

    EISN info

    とすると、やはりN0AAの方が良さそうと思いましたが、
    どうもN0AAのSOLAR REGION SUMMARYの担当者さん、最近、webの更新を飛ばしてしまったり?、データ更新を失敗したり?(同じデータが三日ほど続いた)、そんな感じがします。
    宇宙天気ニュースさんとSpaceweather.comさんは、N0AAのSUMMARIESのデータを使っているようで、数字の動きがシンクロしていました。
    この3ヶ所をチェックしいると、
    ・SUMMARIESのデータは更新しているが、webの方は更新されていない
    ・webの方は更新されているが、SUMMARIESのデータは更新されていない
    の両方のパターンがこの半月ほどに発生しています。
    いまのところ、webもSUMMARIESも更新を飛ばす事態は起きていませんが、今後については若干の不安がありますw

    最近始めたばかりで、どうしてdorachiさんのレポートと微妙に数値が合わない日があるのか、どちらのデータをご覧になっているのか、ウォルフ黒点相対数でいうところの係数Kはいくつなのか、お聞きしたいと思っておりました。
    どうぞ、よろしくお願いいたします。

  2. Ю より:

    Unknown
    >ちょうどこの日、SILS0では 75 だったんです、今はまた数字が変わっていますが。
    >そしてこの日、N0AAはデータ更新がされていませんでしたので、もしかしたら?と思いまして。

    N0AAはデータ更新がされていませんでしたので、

    N0AAはwebの更新がされていませんでしたので、

    (すいません、訂正です)

  3. dorachi より:

    Юさま (詳しい話はのちほど)
    Юさん、はじめまして(ですかね?)

    夜の部、お疲れ様です。黒点群についてのお話し、ありがとうございます。

    今から(11時半過ぎ)出かけなければならず、本日の戻りは21時頃になりそうです。

    詳しいお話しは帰ったらしますね。

    取り急ぎ、ご挨拶まで

    by dorachi

  4. Ю より:

    Unknown
    URLを貼っておきます〜

    FAQ & News > SSN FAQ
    Why is the International Sunspot Number always lower than simultaneous Wolf numbers published by other sources ? (The 0.6 factor)

    h☆ttps://☆www☆bis.si☆dc.be/si☆lso/faq4

    EISN info

    h☆ttps://☆www☆bis.si☆dc.be/si☆lso/eisninfo

    #以前、別名でお話ししております〜

  5. dorachi より:

    Юさま
    こんばんは。
    諸事情あって先程帰宅しました。お返事遅くなってスミマセン。

    黒点数ですが、自分は基本的にはアメリカ海洋大気庁(NOAA)のデータのみを使っています。
    http://www.swpc.noaa.gov★products★summary-space-weather-observations
    ※サイトで見る場合は上記URLですが通常はデータを取得しております

    NOAAのデータ、おっしゃる通り時々日付けだけが変更されて値が古いままだったり更新が止まったりする事があります・・(NASAのデータも更新止まりますしね)
    データがNGな事に気づけば上記サイトでデータの更新を待ってからファイルの再取得をして更新したり、別のサイトから値取得したりするのですが、更新NGなのを見落とすと古いデータor間違ったデータを掲載してしまう場合があります。
    こういった事情があり誤ったデータを掲載してしまう場合があります。この場合のミスデータの掲載は100%私に非があります。大変申し訳ございません。

    silsoは動的で取得する時間によっては値が異なるし、NOAAは最近ちょっと更新に難があるし・・・
    silsoとNOAAを両方見て判断するか・・・データを取得する時間帯によってはかなり差が出てしまいそうなので、悩ましいですね・・・。
    (私は基本12時前後に更新するようにしておりますが、仕事や私用の都合上、遅い時間にしか更新できない場合もありますので)

    いい方法がないか、ちょっと考えてみますね。

    色々と詳しい情報共有、大変助かります。
    ありがとうございました。

    by dorachi

  6. Ю より:

    Unknown
    コメントをありがとうございます。
    更新が止まるのは、割とめずらしくは無いことだったんですね!NASAまで!
    そういうものなのか。。。

    宇宙天気ニュースさんは、ある日のフレアのデータが一時「不明」とされていて、後日直されていらしたので、そういう方法もあるかな、と思っております。

    黒点だけでなく、フレアもコロナホールも観測所(観測者)で微妙に違いますね。
    防災意識を喚起する目安、としてなら、たまのデータ欠落も仕方なし、そういう見方もあり、とデータを見る側が割り切ればいいかもしれませんね〜

    またdorachiさんのお知恵をお借りすることと思います。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    🖖LLAP

  7. dorachi より:

    Юさま
    silsoさま、こんにちは。

    宇宙天気ニュース等で、極まれに黒点番号飛ばしがあるのですが、これは一瞬だけカウントされてすぐなくなるヤツです。
    silso等で採番されてすぐ消えるとこうなるんでしょうね。

    防災目的で言えば、100個超えが長く続くとエネルギーの蓄積が・・・という話だったので時間単位で見るのではなく、日単位(数日単位)くらいでちょうどよいのかな、とも思います。

    また何かありましたらコメントください。
    今後ともよろしくお願い致します。

    by dorachi