太陽フレアと黒点数(2011年08月08日更新)

まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
8/ 8
 — —
8/ 7
 18:18 C2.2
17:21 C1.6
12:03 C2.1
8/ 6
 17:37 C4.2
 04:35 C1.5
 02:21 C1.9
8/ 5
 21:37 C2.0
 08:19 C3.7
 07:46 C1.7
 06:05 C3.3
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

[黒点数]
一週間の推移です。
 8月01日 130 ※
 8月02日 98
 8月03日 66
 8月04日 81
 8月05日 94
 8月06日 85
 8月07日 89

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
8/01
 sum8 Max2
8/02
 sum2 Max1
8/03
 sum2 Max1
8/04
 sum2 Max1
8/05
 sum16 Max6
8/06
 sum27 Max5 ※
8/07
 sum5 Max2

※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
7日は「静穏」です。

[天文現象]
08/09 17時50分:金星が近日点通過(距離0.718天文単位)

1267黒点郡はβγδ型からβ型へと変化しました。

1263黒点群はもうすぐ西へ没しますが、さらぱお様が提供してくださった情報によると一日で倍の大きさになったそうです。(黒点数も増えています)。また、磁場タイプもβγδ型のままです。大きさは100,000kmで地球に換算すると約8個分くらいの大きさでしょうか。
じきに没しますが、磁場タイプ・大きさからして大規模太陽フレアを起こす確率があるので注視したいと思います。

明日、17時50分、金星が近日点通過します。念のため、ご注意ください。

今日も感謝想起・防災意識で過ごそうと思います。

生かして頂いてありがとう御座位ます

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※彗星データ:AstroArts

コメント

  1. ネドベド より:

    さらぱおさん
    1263は地球正面からみえる最後まで暴れん坊な黒点郡ですね。
    想像もできない倍増の仕方、地球8個分!?もし、これが爆発したら2003年?のX28くらいになる可能性もあるんですか?
    例の本には、X10クラスは1年に1回(えっ、そんなにい!?と思いましたっ)
    いつ、起こってもおかしくはないのですかね?(正面じゃなくてヨカッタ)
    3・11の前日さえX1・6だったのに!

    X100クラスは10年に1回あってもおかしくないとなってますが…
    まだ、観測史上最高はX28(X30?)…

    絵空事ですが、ちょっとだけX100クラスが起きたら西側とはいえ、どんな影響なんだろう~っ?と、想像してしまいました。
    西側とはいえ、宇宙ステーションは大丈夫なのか?とか…。

    これから、どうなるのか?エネルギー源の黒点も上がるのか!?LIVE画像も注意して観測したいのですが…パソコンが使えないため(汗)
    さらぱお先生の報告、お待ちしております。

    また何か、間違った事を言ってたらすいません!!
    今だ、本を何回も読んだり、他の書籍も買ってみましたが…難しいですね~
    でも、さらぱおさんとdorachiさんの討論に参加はできませんが、言ってる内容はほぼ解るようになりましたよ。

  2. さらぱお より:

    ネドベドさんへ
    外出先からですので、簡潔に。結論から云って1263での過去最大規模以上のフレア発生は、無いでしょう。理由は、過去には
    もっと複雑で、混沌とした黒点が多数存在していたからです。まだ現在のモノは、可愛いものですよ。ご心配なく。

  3. さらぱお より:

    宇宙天気情報センターのフォーマット後退
    dorachiさん

    わたしは今朝、気が付いたのですがSWCのフォーマットが微妙に変化しましたね。「黒点の形態」と「黒点情報(ナンバー)」が消えてしまいました。一番肝心なポイントなのに、これを消してしまってどうするんですかね?わたしは継続的にLMSALの情報を見ていますが、こちらはデータを反映させるのに慎重過ぎて、時間が掛かります。
    昨日、ようやく以下のサイトを見つけました。こちらは「一目瞭然」には出来てはいませんが、情報は詳しいです。(1263の黒点の成長ぶりが比較されていて、しかも拡大!)
    なぜ、このサイトに辿りついたかは、昨日、わからないとかして書いたコロナ・ホールナンバーについてです。答えは「CH269」はNOAAの正式なカウントナンバーでした。こちらのサイトも参考にされて見て下さい。

    http://www.solen.info/solar/

  4. dorachi より:

    さらぱお様
    ホントだ。消えてますね。
    でも宇宙天気ニュースのページのは健在ですよ~。黒点のページよりも更新が早いことが多いので、自分は宇宙天気ニュースのページを主に使っています。

    ここ数日、黒点のページのレイアウトが崩れていることが多々ありましたよね。
    あのページ・・・自動生成ではなく、手動で更新されていたのではないかしら。(それっぽいレイアウトの崩れ方だったので・・)
    NICTの方々のご尽力には本当に頭が下がります。

    そしてそして。とても情報量の多いサイトを教えてくださってありがとうございます。
    まだ全部みてないのですが、欲しい情報がギュッと詰まってそうです。
    コロナホールにNOAAがナンバリングしてたのには驚きました。

    こちらのサイトに3月11日の情報がないかな・・。
    パッと見、DB化されていないようですが・・。
    (リンク先にあるのかな・・。ちょっと探してみます)

  5. dorachi より:

    さらぱお様 ②
    コロナホールのリスト、見つけました!
    ⇒http://www.solen.info/solar/coronal_holes.html

    2002年の10月からのデータが掲載されているようです。
    さらぱお様、検証に使えますか・・?

  6. さらぱお より:

    dorachiさんへ
    データ、どうもありがとうございました!

    CH 1が2002年10月31日から、ってのが面白いですね。SOHOの打ち上げ時期と関係あるのかな、と調べていたんですが、1995年ですから時期的に合わないんですよね。SDOかな、と思うと、こちらは2010年5月の打ち上げですし。いずれにせよ過去の画像データと組み合わせないと、何も分からないかも知れませんね。

    画像データと言えば、今日の本家コメント欄にどなたかが、Heliovirwerのことに触れていました。実はわたしも秘かにこれを見つけたのですが(実際には、ご紹介した海外サイトの引用データに、このWebが紹介されていました)使い方がイマイチ習熟していないもので、ご紹介していませんでした。

    http://www.helioviewer.org/

    本家コメント欄にご紹介された方も、あんまり分かっていない、と思います。と、云いますのは、わたしもYouTubeにShareされた映像ばかりを見ていて、使い方が「同じだ!」と感じていた次第です。結局、日時、場所、X線のTypeの違い等を組み合わせて、DBから自分で映像データを引き出す仕組みです。研究者は、皆さん、これを使っている様ですね。アメリカはやはり凄いな、こう云うところは。翻って、SWCのサイト運用はトホホで、涙が出て来ます。確かに、時折、サイトが崩れてますよね。自動化されてないんだな。HeliovewerはAPIも公開している様なので、何か作れそうです。あっちこっちから、無償データを引っ張って来て、アプリ作れちゃうよな、と夢想しています。実際、Space Weather.comはiPhone/Android向けアプリを作って販売してます。別にお金儲けの気持ちはありませんが、太陽黒点で地震予知/警報アプリを作ったら、受けそうな気がするんですがね?プログラム書ける友人を引っ張って来るかな?でもその前に伊勢式に気持ちが前向きな方でないとね。気に入って戴いたら、ドネーションして戴いて、最後は伊勢遷宮式向けに寄付しちゃうとか出来ると、良いのですがね。夢想ばかりが広がります。

  7. さらぱお より:

    dorachiさんへ ②
    今、「宇宙天気ニュース」の方を見たら、こちらのページには、群、数、磁場、フレア規模の情報が、そのままでした。鹿児島にサーバーを置いてる方は、やはり別枠なんですかね?取敢えず、こちらの見易い方が健在だったので、ホットとしました。

    http://swnews.jp/