太陽フレアと黒点数(2012年06月09日更新)

リーマンさんより
●今月の特異日:6月11日。早朝と夕方に感謝想起を。
●6月11・12日は、また彗星の影響があります

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
6/ 9
 — —
6/ 8
 16:11 C4.9
 11:50 C7.7 (?)
 04:27 C1.9
 00:26 C9.2 (1499)
6/ 7
 23:18 C2.7
 21:04 C2.0
 08:54 C1.7
 04:54 M2.2 ☆(1494)
6/ 6
 11:11 C1.8
 05:48 C4.3
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 06月02日 113※
 06月03日 133※
 06月04日 155※
 06月05日 154※
 06月06日 131※
 06月07日 098
 06月08日 90

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/02 sum12 Max3
06/03 sum18 Max4
06/04 sum19 Max3
06/05 sum22 Max4
06/06 sum20 Max3
06/07 sum12 Max2
06/08 sum11 Max3
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
08日は「やや静穏」でした。

■天文現象■
06/11 00時30分:P/2003 O2リニア彗星が近日点を通過(周期8.8年)
    19時41分:下弦
06/12 02時32分:138P/シューメーカー・レヴィ彗星が近日点を通過(周期6.9年)
06/16 10時24分:月の距離が最遠(1.056、40万5784km、視直径29.4’)
06/20 00時02分:●新月
06/21 08時09分:夏至(太陽黄経90゜、東京日出:04時25分、日入:19時00分)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子【GOES】

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は90個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1494、1496、1498、1499黒点群です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1493と1494の磁場タイプがβ型に戻りました。
1498の磁場タイプがβγ型になりました。

[黒点数変化]
1493:(↓) 09→04個 [βγ→β]
1494:(→) 05→05個 [βγ→β]
1496:(→) 01→01個 [α→α]
1497:(↓) 05→05個 [β→β]
1498:(↓) 04→01個 [β→βγ] ☆要注意
1499:(→) 14→14個 [βγ→βγ] ☆要注意
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少し下がりました。
昨日のC7.7以降、フレアは1493でC4.9が1回発生しただけです。
1493と1494の磁場タイプがβ型に戻りましたが、1498が新たにβγ型になりました。引き続き全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
イベント発行日:2012年6月7日19:52:15.0 JST
CME到着時間:2012年6月10日12:23:14.0 JST
到着時間の信頼レベル:± 6時間
外乱時間:0時間
外乱期間の信頼レベル:± 8時間
※7日、南半球のほぼ正面(1494)で発生したM2.2に伴うCMEのようです

■太陽風■
太陽風の速度は引き続き徐々に下がってきていて、500km/sを割り込んできました。
そろそろコロナホールの影響は終わりそうです。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
06/08 11時(UTC)頃に、上下に振れる極小さな反応がありますが、概ね穏やかな推移です。
→27時間後は06/09 14時、31時間後は17時(JST)です

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
06/08 18時と20時くらいに小さな反応がありますが、概ね穏やかな推移です。

●静止軌道電子(GOES13と15)
全体的にレベルが高いです。ややガタガタしたチャートです。
06/08 11時(UTC)頃に、やや落ち込みがありますが、極端な反応は出ていません。
→27時間後は06/09 14時、31時間後は17時(JST)です

●プロトン
通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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