太陽フレアと黒点数(2012年07月04日更新)

●本日のリーマンさんの記事は必読です

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まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
7/ 4
 12:28 C3.1
 10:28 C5.1
 09:07 C3.4
 08:26 C5.0
 06:46 C3.0
 05:35 C9.3 ☆(1513)→07/05 12:35
 05:13 C3.5
 01:58 C9.0 ☆(1515)→07/05 08:58
 00:19 C4.1
7/ 3
 23:29 C8.2 ☆(1515)→07/05 06:29
 22:45 C4.2
 22:22 C3.1
 21:48 C2.3
 15:00 C2.8
 13:13 C2.4
 12:35 C9.9 ☆(1515)→07/04 19:35
 11:37 C2.7
 09:43 C2.6
 08:48 M2.0 ☆(1515)→07/04 15:48
 08:16 C6.5
 07:04 C3.5
 04:47 M3.8 ☆(1515)→07/04 11:47
 04:28 C2.5
 03:38 C7.4
 03:02 C4.5
 02:42 C3.7
 01:26 C2.0
7/ 2
 19:33 M5.6 ☆(1515)
 17:41 C2.4
 16:03 C2.1
 13:46 C3.5
 09:26 M1.1 ☆(1513)
 04:11 M2.9 ☆(1513)
 03:07 C2.7
7/ 1
 23:51 C8.2
 15:56 C5.4
 03:24 M1.6 ☆ (1513)
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源。続く時刻は31時間後の目安

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 06月27日 79
 06月28日 73
 06月29日 97
 06月30日 90
 07月01日 137 ※
 07月02日 165 ※
 07月03日 136 ※

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
06/27 sum11 Max2
06/28 sum08 Max2
06/29 sum08 Max3
06/30 sum22 Max3
07/01 sum23 Max4
07/02 sum24 Max4
07/03 sum14 Max3
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
03日は「やや静穏」でした。

■天文現象■
07/04 03時52分:○満月
07/05 12時32分:地球が遠日点通過(1.0166751天文単位、1億5209万2429km、太陽視直径31.5’)
07/09 14時40分:152P/ヘリン・ローレンス彗星が近日点を通過(周期9.5年)

■静止軌道系チャート■
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携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

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[静止軌道電子

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[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

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■黒点数など■
本日の黒点数は136個です。(100個超え3日目)
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は、1513、1514、1515、1516、1517黒点群です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1515の磁場タイプがβγδ型になりました。要警戒です。
太陽東端(まだ向こう側)に活動領域があるようです。

[黒点数変化]
1512:(↓)02→03個 [β→α]
1513:(→)21→10個 [βγ→βγ] ※要注意
1514:(↑)03→07個 [α→α]
1515:(↑)58→45個 [βγ→βγδ] ※要警戒
1516:(↓)05→02個 [β→α]
1517:(↑)16→09個 [β→β]
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日よりも上がりました。依然としてレベルの高い状態が続いています。
1515の磁場タイプがβγδ型になりました。黒点数は少し減りましたが、大きさは昨日よりも大きくなっています。1515は中規模以上のフレアを起こす可能性がありますので、要警戒です。
太陽の活動は引き続き非常に活発です。1513でも活発にフレアが発生しています。Mクラスの発生件数は減りましたが、Mクラスに近い規模のCクラスのフレアは多発しています。
引き続き活発な活動が予想されるので、全体を注視したいと思います。
※速報は大規模のみ。以降、中規模が発生した場合は夜まとめて報告します。

■CME到着予測■
現時点では出されていません。CMEを伴うフレアも発生しているようですが、直撃はなさそうです(ただし、影響の端っこが届く可能性があるので注意が必要です)。

■太陽風■
現在、コロナホールの影響下にありますが、太陽風は徐々に下がり続け、現在は550km/s前後まで落ちてきました。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
引き続き、チャートはガタガタしていて細かな反応があります。
その中でも少し落差があるのは、07/03 09:36~11:24(UTC)にかけての反応です。
27時間後は、07/04 12:36~14:24(JST)、31時間後は07/04 16:36~18:24(JST)です。
念のため、ご注意ください。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
07/03 11時、15時(UTC)くらいに少し乱れがあります。少しガタガタしていますが、現在は概ね穏やかな推移です。

●静止軌道電子(GOES13と15)
07/03 06時頃に少し落ち込みがありました。
12時現在、チャートに乱れがあり、小さな反応が出ています。
この後、大きな反応が出るようなら要注意です。

●プロトン
通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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