太陽フレアと黒点数(2012年08月08日更新)

■リーマンさんより
●8月も油断せず(太古に因縁あり→ポリポリさんのまとめから過去記事読めます)
●8月12日、13日、は朝6時から大地への感謝をして静観です(東北から関東に掛けての太平洋側を静観です)
●8月18日(特異日)太陽フレアの発生と地球上空の静止軌道電子の動きを月末まで監視しましょう。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
8/ 8
 08:39 C2.1
 03:38 C3.1
8/ 7
 22:22 C4.1
 17:12 C2.2
 12:05 C2.0
 01:51 C2.
8/ 6
 23:00 C2.3
 20:26 C1.6
 19:15 C1.7
 16:56 C6.3 (1542)
 13:33 M1.6 ☆(1542)
 09:39 C9.4 (南半球東端の新しい活動領域)
8/ 5
 11:20 C1.8
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 08月01日 118 ※
 08月02日 126 ※
 08月03日 160 ※
 08月04日 140 ※
 08月05日 107 ※
 08月06日 108 ※
 08月07日 96

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
08/01 sum05 Max2
08/02 sum18 Max5
08/03 sum07 Max2
08/04 sum06 Max2
08/05 sum06 Max2
08/06 sum16 Max3
08/07 sum05 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
07日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
08/07 中潮(18.9:更待月)
08/08 中潮(19.9:宵月)
08/09 中潮(20.9:宵月)
08/10 中潮(21.9:二十三夜)【下弦】
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
08/10 03時55分:下弦
   19時51分:月の距離が最遠(1.051、40万4124km、視直径29.6’)
08/13 22時08分:185P/ペトリュー彗星が近日点を通過(周期5.5年)
08/18 19時01分:C/2011 O1リニア彗星が近日点を通過

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
本日の黒点数は96個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1537、1538、1540です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
北半球東端から新しい活動領域が回りこんできました。
1530、1539、1541はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
1532:(↑)01→01個 [α→α]
1535:(↑)04→02個 [β→β]
1537:(→)01→01個 [α→α]
1538:(↑)05→03個 [β→β]
1540:(↓)13→09個 [β→β]
1542:(↑)02→06個 [α→β]
1543:(新)04個 [β] ※北半球東端
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日と同じくらいです。
1542と新しく回り込んできた1543が活発です。リストに掲載されない小さなものも含め、いくつもフレアを発生させています。
東から回り込んできた1542と1543は大きめなようです。今後の活動には注意が必要かもしれません。
1538-1540間(地球の正面あたり)にフィラメントが浮いています。こちらが崩壊するとハイダルフレアとなり、ある程度の衝撃が地球に届くので関係機関・天文家の人たちから監視されているようです。
引き続き全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
NASAからCME到着予測が2つ出されています。
(1)
イベント発行日:2012年8月4日19:30:22.0 JST
CME到着時間:2012年8月8日08:36:14.0 JST
到着時間の信頼レベル:± 6時間
外乱時間:0時間
外乱期間の信頼レベル:± 8時間

(2)
イベント発行日:2012年8月7日02:43:27.0 JST
CME到着時間:2012年8月8日07:28:11.0 JST
到着時間の信頼レベル:± 6時間
外乱時間:14時間
外乱期間の信頼レベル:± 8時間

※念の為、ご注意ください。

■太陽風■
400km/s前後で推移していましたが、現在は370km/s前後で推移しています。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
08/08 01時頃(UT)に小さな反応が出ています。
時差含む27時間後は、08/09 04時(JST)頃です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
08/07 23時(UT)~08/08 03時頃にかけてやや乱れがあります。

●静止軌道電子(GOES13と15)
08/06 23時(UT)過ぎの強い反応の後、チャートは、ややギザギザしています。
08/07 22時(UT)から08/08 03時(UT)にかけて、やや反応が出ています。
時差含む27時間後は08/09 01時(JST)~06頃となります。
念のため、上記時間の前後はご注意ください。
※乱れは継続するかもしれません。

●プロトン
ほぼ通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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