太陽フレアと黒点数(2012年09月10日更新)

■リーマンさんより
●防災週間
明日9月11日は、午後1時過ぎから東日本大震災の犠牲者への感謝を送りたいと思います。
防災意識は、朝から持って今週も頑張りましょう。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
9/10
 06:24 M1.2 ☆(1564)→09/11 13:24
9/ 9
 23:51 C1.7
 15:52 C3.7
 02:36 M1.4 ☆(1564)→09/10 09:36
9/ 8
 16:03 C2.8
 07:29 C2.1
 05:42 C1.8
9/ 7
 09:26 C3.7
 09:07 C1.6
 00:07 C8.0 (1560)
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※時間は31時間後の目安(日本時間です)

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 09月03日 156 ※
 09月04日 150 ※
 09月05日 105 ※
 09月06日 112 ※
 09月07日 110 ※
 09月08日 70
 09月09日 87

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
09/03 sum26 Max5
09/04 sum21 Max4
09/05 sum25 Max5
09/06 sum15 Max3
09/07 sum17 Max3
09/08 sum12 Max3
09/09 sum03 Max1
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
09日は「極めて静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
09/09 小潮(22.5:二十三夜) ★切れ目★
09/10 小潮(23.5:有明月)
09/11 小潮(24.5:有明月)
09/12 長潮(25.5:二十六月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
09/13 02時28分:260P/2005 K3マクノート彗星が近日点を通過(周期7.1年)
09/16 11分:●新月
09/18 21時32分:160P/リニア彗星が近日点を通過(周期7.9年)
09/19 11時49分:月の距離が最近(0.951、36万5752km、視直径32.7’)
09/23 04時41分:上弦

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
南半球の西側に新しい黒点群が出現しました。本日の黒点数は87個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1566です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1564の磁場タイプはβγ型のままです。要注意です。
南半球西側に1568が出現しました。磁場タイプはβγ型です。こちらも要注意です。
1560は西へ没しました。

[黒点数変化]
1562:(→)06→01個 [β→β]
1564:(→)19→19個 [βγ→βγ] ※要注意
1566:(→)01→01個 [α→α]
1567:(↑)04→08個 [β→β]
1568:(新)08個 [βγ] ※南半球西側。要注意
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より少し下がっています。
今朝発生したM1.2の発生源は1564です。1564は太陽の南半球のだいぶ西側に移動しましたが、西寄りにある黒点群の影響は届きやすいので念のため31時間後となる時間帯はご注意ください。
今日黒点番号が振られた1568は、少し大きめで磁場タイプもβγ型です。こちらにも注意が必要だと思います。
フレアは、1564と新しく番号が振られた1568で発生しています。引き続き、全体を注視したいと思います。

■CME到着予測■
ありません。

■太陽風■
370km/s前後で推移していましたが、更に速度が下がり、現在は340km/s前後で推移しています。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
概ね穏やかな推移です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
概ね穏やかな推移です。

●静止軌道電子(GOES13と15)
ややガタガタしたチャートですが、概ね穏やかな推移です。

●プロトン
09/08 15時(UT)くらいから、僅かに上昇がありましたが、その後下がり、現在はほぼ通常のレベルです。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

●潮の切れ目について
リーマンさんより。
「潮の切れ目に注意」と出ます。潮が切り替わる前後の2日間単位を注目します。
特に、中潮→小潮・大潮の切り替えにおいて、「最後の中潮」の日に着目を感じます。

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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