太陽フレアと黒点数(2013年05月14日更新)

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まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)
5/14
 09:58 X3.2 ★(1748)→05/15 16:58
 09:00 C4.9
 06:55 C8.3
 06:26 C3.0
 00:36 X2.8 ★(1748)→05/15 07:36
5/13
 23:30 C5.3
 21:45 C4.0
 20:56 M1.3 ☆(1748)→05/15 03:56
 18:22 C2.8
 17:26 C4.5
 17:03 C2.0
 16:00 C2.4
 10:52 X1.7 ★(1748)→05/14 17:52
 09:31 C9.3  (1748)→05/14 16:31
 07:36 M1.2 ☆(1748)→05/14 14:36
 05:16 M1.9 ☆(1748)→05/14 12:16
5/12
 04:32 C8.0
 03:53 C2.8
5/11
 22:36 C2.2
 07:33 C1.8
 01:28 C2.5
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内発生源。時刻は31時間後の目安。

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 05月07日 118 ※(9日目)
 05月08日 112 ※(10日目)
 05月09日 154 ※(11日目)
 05月10日 149 ※(12日目)
 05月11日 145 ※(13日目)
 05月12日 173 ※(14日目)
 05月13日 144 ※(15日目)

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
05/07 sum16 Max3
05/08 sum09 Max2
05/09 sum05 Max1
05/10 sum03 Max1
05/11 sum02 Max1
05/12 sum04 Max1
05/13 sum09 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
13日は「静穏」でした。

■潮の切り替わり■※前後2日間は注意
05/14 中潮(4.1:夕月)
05/15 中潮(5.1:夕月)
05/16 中潮(6.1:弓張月)※切れ目※
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
05/14 06時35分:114P/ワイスマン・スキッフ彗星が近日点を通過(周期6.7年)
05/18 13時35分:上弦
05/20 16時43分:C/2010 S1リニア彗星が近日点を通過
05/21 20時51分:C/2012 K6マクノート彗星が近日点を通過
05/23 23時30分:175P/ハーゲンローザー彗星が近日点を通過(周期6.3年)

■静止軌道系チャート■
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[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子]

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[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

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■黒点数など■
Xフレアの発生源に黒点番号が振られました(北半球東端から回り込んできた1748)。本日の黒点数は144個です(100個超え15日目)。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1742、1743、1744です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1734は西へ没しました。1739、1740はカウントされなくなりました。
1746の磁場タイプはβ型に戻りました。1745の磁場タイプはβγ型のままです。要注意。
Xフレアの発生源である黒点群に番号が振られました(北半球赤道近くの東端から回り込んできた1748)。まだ全体は見えませんが大きそうです。

[黒点数変化]
1738:(↓)04→02個 [β→α]
1741:(↓)09→05個 [β→β]
1742:(↓)05→01個 [β→α]
1743:(↑)10→06個 [β→β]
1744:(↓)13→11個 [β→β]
1745:(↓)15→11個 [βγ→βγ] ※要注意
1746:(↓)11→08個 [βγ→β]
1747:(↑)04→06個 [β→β]
1748:(新)04個 [β] ※北半球東端。Xフレアの発生源
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より更に上がり、非常に高い状態となりました。
太陽の活動は非常に活発で、昨日のXフレアに続き、日付変更後にX2.8、10時頃にはそれを上回るX3.2の大規模太陽フレアが発生しています。
これで大規模太陽フレアは2日間で3回も発生したことになります(すみません、M1.3をカウントしてしまいました。3発目が、正しいです・・)。
発生源はすべて1748で現在表側で発生しているすべてのフレアの発生源となっています。こちらの黒点群、まだ全体が見えませんが大きそうです。
※デリンジャー現象、継続中

XフレアはCMEを伴っていたようですが地球直撃はなさそうです。ただしシミュレーション動画では影響の端っこが届きそうなので、多少の乱れが出るかもしれません。
※Protonが上昇傾向にあるので、後からCME到着予測が出されるかもしれません(続報あれば別途まとめます)。
Spaceweather.comではXフレアの発生確率を40%にまで上げました(Mクラスの確率は80%)。1748がまだ東端にあるのは幸いですが要警戒。
引き続き全体を注視したいと思います。(夜中のXフレア速報は難しいかもしれません・・。スミマセン)

■CME到着予測■
現時点ではありません(追加情報があれば別途まとめます)

■太陽風■
引き続き370km/s前後で推移しています。
磁場は南北へ振れていましたが、現在はやや南へ振れています。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
(やっと接続できました。メンテナンス、お疲れ様です)概ね穏やかな推移です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
こちらも概ね穏やかな推移です。

●静止軌道電子(GOES13と15)
05/13 08時(UT)前後に少し落ち込みがありますが、概ね穏やかな推移です。
(→05/14 11時(JST))

●プロトン
05/13 22時(UT)くらいから上昇傾向にあります。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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