太陽フレアと黒点数(2014年01月09日更新)

まとめ報告です。

■チャートと注意報等
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです。注意等もこちらのリンクからどうぞ。
こちら
引用・転載できませんので、注意報等はリンク先(↑)でご確認ください。

■1月の特異日■
画像へのリンク
※画像リンク差し替えました(12/29)

■太陽フレア■(JST) ※発生源はNOAA等から
発生日 JST 検出
1/ 9
 01:49 C3.4
1/ 8
 21:55 C2.4
 20:56 C6.2
 16:22 C2.4
 12:39 M3.6 ☆(北半球西の端)→01/09 19:39
 12:05 C3.1
 07:15 C7.4
 03:01 X1.2 ★(1944)→01/09 10:01
1/ 7
 20:45 C2.6
 19:07 M7.2 ☆(1946?) →01/09 02:07
 17:03 C2.3
 16:00 C3.4
 13:39 C2.4
 12:48 M1.0 ☆(1946?)→01/08 19:48
 11:30 C2.7
1/ 6
 18:47 C3.5
 18:26 C2.6
 09:07 C7.1
 06:34 C5.1
 03:05 C3.4
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

■黒点数■※NICTの値。一週間の推移です。
 01月02日 133 (※3日目)
 01月03日 162 (※4日目)
 01月04日 178 (※5日目)
 01月05日 225 (※6日目) 前日差 +47
 01月06日 245 (※7日目)
 01月07日 196 (※8日目) 前日差 -49
 01月08日 176 (※9日目)

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
01/02 sum21 Max3
01/03 sum15 Max3
01/04 sum05 Max2
01/05 sum04 Max1
01/06 sum02 Max1
01/07 sum09 Max3
01/08 sum06 Max2
活動度:Sum 3≦10≦15≦21≦23
08日は「静穏」でした。

※山川にスポラディックE層あり

■潮の切り替わり■
01/09 小潮(07.7:九夜月)
01/10 小潮(08.7:十日月)
01/11 小潮(09.7:宵月)
※()内:月齢(数字)と月の満ち欠けの通称

■天文現象■
01/10 12時57分:293P/スペースウォッチ彗星が近日点を通過(周期6.9年)
01/05 02時42分:P/2007 R2ギブス彗星が近日点を通過(周期6.4年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[静止軌道電子]

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が南半球東端から回り込んできました。黒点数は176個です。100個超え9日目。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1944、1946です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1944の磁場タイプはβγδ型のままです。これ1つで黒点数100個超え。かなり大きめ。南半球やや西。要警戒。
1846の磁場タイプはβγ型のままです。北半球やや西。要注意。
南半球東端から1949が回り込んできました。
1942はカウントされなくなりました。

[黒点数変化]
1938:(→)001→001個 [α→α]
1944:(→)116→118個 [βγδ→βγδ] ※南半球やや西
1946:(↑)014→018個 [βγ→βγ] ※北半球やや西
1947:(→)003→003個 [β→β]
1948:(→)001→001個 [α→α]
1949:(新)001個 [α] ※北半球東端
※()内:大きさの比較(対前日)
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ or βδ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは、昨日と同じくらいで非常に高い状態が続いています。
昨日のX1.2以降、フレアは1944、1944、1946で発生していますが、フレアの発生件数は少し減っています。
X1.2に伴うCMEは9日に到達するようです。(現時点でCME到着予測はありませんが、発表あれば続報を出します)
Spaceweather.comのXクラスのフレアの発生確率は50%です(Mクラスのフレアの発生確率は80%)。まだまだ活発なようです。
引き続き全体を注視したいと思います。
※フィラメントにも引き続き注意。

Karzaman Ahmad氏による地球との比較画像

■CME到着予測■
※4日に発生したM4.0に伴うCME??詳細不明。
(1)
イベント発行日:2014年1月8日04:00:41.0 JST
CMEの到着時間:2014年1月9日09:38:50.0 JST
到着時間信頼水準± 6時間
外乱時間:34時間
外乱期間信頼水準± 8時間

■太陽風■
※速度にバラつきがあります。
340km/s前後で推移していましたが徐々に上がり、現在440km/s前後で推移しています。
磁場は、南に強く振れています。
※北半球東にあるコロナホールの影響は、12~13日にかけて届く模様。

■衛星関連■
※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでご確認ください。

●静止軌道電子(GOES13と15)
01/07 22時(UT)くらいから下向きに振り切りましたラインは17時(UT)くらいに復帰しました。
ギザギザしたラインが続いています。ご注意ください。

●プロトン
01/07 18時(UT)くらいから急上昇しました。下降傾向にありますが、高レベルです。

●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
01/07 15時(UT)くらいからギザギザしたラインが続いていますが、極端な反応は今のところありません。
乱れが出るようなら要注意。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
01/07 15時(UT)~21時(UT)くらいにかけて乱れが出ましたが、現在は概ね穏やかな推移です。

データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間)

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